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「どうして来てくれなかったんだ」実家の九州へひとりで帰省した夫。葬儀すら欠席した私が聞いた怒声

義実家には夫だけが帰省し、それが当たり前になっていました。最後のお別れのとき、「どうして来てくれなかったんだ」と夫が電話口で涙ながらに声を荒らげるのを聞き、胸が締めつけられる思いがしました。そのときの自分には、返す言葉が見つからなかったのです。

 

訪問しなくなった理由

私は近畿地方の出身で、夫は九州の出身です。結婚当初は年に1、2回、家族で九州へ帰省していたのですが、娘が中学生になると、帰省は夫だけになりました。

 

義父母は穏やかで、私に対して不満を口にすることもありませんでした。そのやさしさに甘えてしまい、「そのうち行けばいい」と私は次第に足を運ばなくなっていきました。

 

夫の涙と義父母の最期

結局、私は義父母の葬儀にも出席しませんでした。そのとき、夫から初めて涙ながらに怒られました。

 

後日、老人ホームにいた義母の最期の姿をスマートフォン越しに見たとき、自分のしてきたことの重さを実感しました。直接会うこともなく、きちんと向き合うこともしなかった現実が胸に残りました。

 

 

娘の結婚で気付いたこと

時は流れ、今ではひとり娘は九州へ嫁ぎました。娘が遠くへ行った寂しさを感じるたびに、かつての自分の行動を思い出すようになりました。あのとき、もう少し足を運んでいればという思いが、今になって何度もよみがえっています。

 

まとめ

「そのうち行けばいい」という根拠のない先延ばしが、これほど重い後悔になるとは思いもしませんでした。娘が遠くへ嫁ぎ、見送る側の寂しさを知った今、義父母がどれほど私を待っていてくれたか、その無言のやさしさが胸に刺さります。

 

大切な人への不義理は、相手が亡くなってからでは二度と取り返しがつきません。今はあのときの選択を静かに見つめ直し、これからは「今」を大切に歩んでいきたいと考えています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:遠井和子/50代女性・主婦

イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

 

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