気付いたときには100日目の前日
上の子と8年あいて生まれた3人目。必死だった上の子たちの子育てと比べて、気持ちに余裕が生まれたことから、お食い初めのメニューは自分で作ろうと決めていました。
しかし、日が近付いたころにはすっかり頭から抜け落ちており、気付いたときには100日目の前日! 大慌てでメニューの確認と材料のリストアップをおこないました。このときは「うまく作れるか」だけをただただ心配していた私は、まさか「材料がすべて揃うか」を心配することになるとは思ってもいませんでした。
うそ…祝い鯛が見つからない!
100日目前日の夜に近所のスーパーに食材を探しに行きましたが、野菜しか見つからず、「なんとかなるだろう」と考え、当日に賭けることにしました。しかし、当日大型スーパーをはしごしてみるものの、祝い鯛が見つからないのです。
思い切って店員さんに聞いてみると驚きのひと言。「祝い鯛は予約が必要です。お正月以外はどこの店も同じだと思いますよ」と。今まで祝い鯛を用意する機会がなかったため、このとき初めて予約が必要なことを知ったのでした。
食材によっては早めの準備が必要!
メインの祝い鯛が用意できないという現実に絶望を感じながらも「とにかく鯛を!」と思い、運よく見つかった小ぶりの鯛を自分で焼き、自作祝い鯛を作ることでなんとか乗り切りました。
万が一、鯛が見つからなければ、代わりにサンマを使うことになったかもしれない3人目のお食い初め。このことから「お祝いごとをする際、食材によっては早めの準備が必要」だということを学びました。
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イラスト/(c)chicchimama
監修/助産師REIKO
著者:戸塚麻心
発達障害のある長男、長女、年の離れた次女の三児の母。保育園・アパレルなど幅広い業種を経験し、結婚・出産。子育て中に2級FP技能士を取得し、コンサル会社に勤務。現在は不定期でアシスタント業務をしながら記事を執筆中。