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「ダッさ」デート中の医大生が放ったひと言。私の気持ちが冷めたワケ<理想じゃない人>

「理想じゃない人を好きになった話」第2話。55歳からマンガを描き始めたナランフジコさんによる、夫・フジ夫さんとの出会いをつづったマンガ。

1988年、バブル全盛期。フジコさんは、合コンの途中で「セミナーに行く」と言うフジ夫さんが手にしていたカバンが気になっていました。なぜならそのカバンは、友だちがマルチ商法でだまされたときのものと同じだったから。「この人、だまされるのでは?」と心配になったフジコさんは……。

時は1988年、バブル全盛期。「3高」の男性がもてはやされていた時代に、フジコさんは、理想とは程遠い不思議な魅力を持つフジ夫さんに出会います。怪しい勧誘の場からフジ夫さんを連れ出したものの、待っていたのは年季の入った愛車と、カバンも財布も忘れる危なっかしい一面でした。「おいおい!」とツッコミを入れながらも、なぜか胸がキュンとしてしまいます。

 

あのときのキュンは、放っておけない相手を見たときの気持ちに近いもの? そんなことを思っていたフジコさんですが……。

 

この気持ちは一体…?

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

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理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

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理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

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理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

理想じゃない人を好きになった話/ナランフジコ

 

 

 

条件だけ見れば申し分ない医大生とデート中、フジコさんはフジ夫さんの話をします。

すると彼は、

 

「ダッさ。よくそんな車乗ってられるね」

 

と言いました。さらに、体格のよい女性を指さして

 

「タンクトップが悲鳴上げているよ。足が出ているみたいだね(笑)」

 

とも言います。

 

この人は、息をするように人を見下している。ジョークって、人をバカにして笑うこと?

全然、笑えない……。

「帰るわ」

 

だけど、今まで何も考えていなかっただけで、私も似たようなことをしていたのかもしれない。

一緒になって笑っていたこともあったのでは?

 

それ以来、その医大生と連絡を取るのをやめました。

そんなある日、フジ夫さんから電話がかかってきました。

 

「この前のお礼がしたくて、今日空いていますか?」

 

どうしよう……、全然タイプじゃないしなぁ……。

 

気持ちを確かめるために!

迷ったけれど、気持ちを確かめるためにフジ夫さんと会うことにしたフジコさん。

待ち合わせ場所に着くと、フジ夫さんの姿はありません。

 

「あれ、おらんやん……」

 

ま、まさか忘れた? ……キュン。

キ、キュン!? なんでここでキュンやねん!!

わしゃ、待たされとるねんぞ! しっかりしろフジ子!!

 

……なんで来えへんねん。キュン

まじで忘れたのか? キュン

大丈夫なんかあいつ……。キュン

迷子になったんか? キュン

 

心配とキュンが入り交じって忙しい!! わしゃどうなってるんや!!!

 

そんなとき、遠くでサイレンの音!

え……、ま、まさか!!!!

 

恐る恐る人だかりを見てみると、そこにはフジ夫さんが!!!!

 

「あ、あの」

「何か、僕にご用でしょうか……」

え、ひ、人違い!? そんなわけない!!

 

フジ夫さんに、こちらの顔をよく見るようジェスチャーで伝えます。

「フジ子さん、な、なんで!?」

それは、こっちのセリフや!!

 

「すごく遅刻したので、待っているはずがないと思って……」

 

遅刻したんかーーい!

思い込み激しいと見えなくなるタイプ! それでもなぜか、また胸がキュンとしてしまうのでした。

 

----------------

条件だけ見れば申し分ない医大生。でも、息をするように他人を見下す姿を見た瞬間、気持ちが冷めてしまったフジコさん。笑いのつもりでも、誰かを傷つける言葉には違和感を覚えるものなのかもしれません。

 

一方で、全然タイプではないはずのフジ夫さんには、なぜか「キュン」としてしまうフジコさん。遅刻に腹を立てるよりも、迷子や事故を心配してしまうあたり、フジ夫さんを放っておけない気持ちが表れていたのかもしれません。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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この記事の著者
著者プロファイル

マンガ家・イラストレーターナランフジコ

関西人。毎日を穏やかに笑顔で過ごしたいアラカン主婦。55歳からマンガを描き始める。主に謎な夫のことをマンガにしている。

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