お祝い金を夫に預けた私
無事に出産を終え、赤ちゃんと入院している病院に、両親が遠方からお見舞いに来てくれました。その際、親戚から預かったお祝い金も届けてくれました。お祝い金を病院でなくしてしまったら困ると思い、私はそのお金を夫に預けることにしました。
無事に子どもが生まれたことを、両親も親戚も喜んでくれているのだとうれしく思っていました。だからこそ、そのお祝い金は子どものために大切に残しておきたいと考えていたのです。
夫から届いた信じられない連絡
しばらくして帰宅した夫から、「今日、子どもが生まれたお祝いの飲み会に行ってくる」と連絡がありました。子どもが生まれたことを喜んでくれているのだと思い、私は快く送り出しました。ところがその後、夫からもう一度連絡が来ました。
「祝ってもらうから自分が出すことになる。現金支払いしかできない店だから、もらったお祝い金を使ってもいい?」
そのメッセージを見た瞬間、私は頭が真っ白になりました。まだ封も開けていない子どものお祝い金を、飲み会の支払いに使おうとしているなんて、まったく考えてもいなかったからです。
涙が止まらず、夫への見方が変わった夜
快く送り出した後に届いた連絡だったからこそ、なおさら受け止められませんでした。子どものためにいただいた大切なお金を使おうとしていることが、どうしても許せなかったのです。
産後で気持ちも不安定だった私は、あまりのショックに涙が1日中止まりませんでした。子どもが生まれたばかりなのに、こんなことでここまで傷ついてしまう自分も苦しくてたまりませんでした。それまで考えたこともなかったのに、この出来事は、離婚という選択肢を心に秘めるきっかけになりました。
まとめ
今回のことで、親としての金銭感覚や優先順位は、たとえ夫婦であっても最初から一致しているとは限らないのだと学びました。相手にとっては悪気のない一時的な流用のつもりでも、贈ってくれた人の思いを大切にしたい側にとっては、信頼を根底から揺るがす出来事になり得ます。
大切なのは、お祝いを「単なるお金」としてではなく「誰かの愛情」として共有できているかを、折に触れて話し合っておくことなのかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:望月アオイ/20代女性・会社員
イラスト:マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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