私が近況を報告すると、彼女は「先に結婚するなんて生意気」と文句を言い始めました。さらに、私の婚約者に興味津々。「会わせて」としつこく迫ってきたため、3人で会ったところ……。
婚約者を紹介したら…幼馴染がまさかの一言
彼女は私の婚約者を「理想の相手」だと言い、「いくら払えば譲ってくれるの?」と尋ねてきました。私の弟が大学進学を控えていると知っているため、大金をちらつかせて彼を奪おうとしたのです。どうせ支払いは、父親に肩代わりさせるつもりなのでしょう。
いい年になっても、彼女はわがまま放題。「このままでは、いずれ誰にも相手にされなくなるよ。親だっていつまでもいるわけじゃないんだから」と自立を促したところ、彼女は「説教しないで!」と激怒。そのまま口論になり、喧嘩別れのようなかたちになりました。
そして、結婚式を1カ月後に控えたある日のこと。最悪な事態が起こるのです。
結婚式まで1カ月、幼馴染と婚約者が浮気!?
その日、私は最寄り駅近くの飲食店で、新郎と幼馴染が浮気しているところを目撃してしまいました。私に気づいた幼馴染は、
「幼馴染に婚約者、取られちゃったね」
と勝ち誇ったように言いました。けれど、私にとっては勝ち負けなどどうでもいいこと。そんな男なら、くれてやる――そう思ったのです。
その後、結婚式はキャンセルとなり、関係各所への連絡や手続きに追われるなど大変な日々が続きました。それでも私は感情を押し殺し、冷静に対処しました。
とはいえ2人には責任を取ってもらわないと……。私は婚約者と幼馴染に慰謝料とキャンセル料を請求。すると……。
「慰謝料ならパパが払うから」
「いくらでもいいよ?」
えっ? そんなに余裕ぶって大丈夫? パパは慰謝料を払ってくれないみたいだけど。
「あなたの親はもういないよ?」
意味がわからないと余裕たっぷりの彼女。自分は両親に溺愛されているのだから、そんなはずはないと言い……。
勝ち誇る幼馴染の両親にすべてを話すと…
今回の件、そしてこれまでの経緯を彼女のご両親に話したところ、2人は娘との絶縁を決意しました。これまで甘やかしてきた自覚があったようです。わがままで自己中心的な人間に育ててしまったことを、深く反省している様子でした。
「今回はさすがに一線を越えた」と感じたようで、「責任はすべて娘に取らせる」ときっぱり。ところが彼女は、「両親が自分を見捨てるなんて絶対にありえない」と信じて疑わず、その後、自ら母親に連絡を取ったようです。
自分のしたことなら、両親は何でも許してくれると信じて疑わなかった彼女。しかし、彼女が母親から最後に告げられた言葉は、「その“何でも”の中に、“人の人生を壊すこと”は含まれていないのよ」でした。
その後、彼女には当面の生活費としてわずかなお金が渡され、それを最後にご両親とは絶縁。元婚約者だった彼ですが、どうやら彼女の“実家の財力”に惹かれていたようで……彼女が親から絶縁されると、あっさり2人は別れたのだとか。その後、彼から私に連絡がありましたが、当然無視しました。
彼女は今、慰謝料を支払うために背負った借金を返済しているそうですが……本当に反省しているのかどうかは、正直なところわかりません。私は気持ちを新たに、前を向いて歩んでいこうと思っています。
◇ ◇ ◇
婚約者を奪おうとした幼馴染の行動も信じられませんが、お金目当てでその気になった婚約者にもあきれてしまいますよね。とはいえ、婚約者の本性を早いうちに知ることができたのは、不幸中の幸いだったのかもしれません。結婚式が中止となるのは本当に大変だったと思いますが、今回のことは早く忘れて、これからは笑顔あふれる日々を過ごしてほしいですね。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。