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「体調が悪いって…」産後の妹を理由に外泊する夫→私「さっき本人に会ったけど?」優しさの裏に隠していた嘘

結婚して数年。そろそろ子どもを考えたいね、と話すことが増えていたころ、夫の妹が出産しました。妊娠中から体調が不安定だったと聞いていたので、無事に生まれたと知ったときは私も心から安心したものです。

夫は、妹のことをとても心配していました。両親は遠方に住んでおり、妹の夫も仕事が忙しいため、しばらくは夫が様子を見に行くと言い出したのです。

最初は、家族思いの夫らしいと思っていました。私も仕事があり、直接手伝いに行くことは難しかったので、夫が支えになるならいいことだと考えていたのです。

ところが、夫が妹の家へ行く頻度は少しずつ増えていきました。最初は数時間だったのが、やがて泊まりがけになり、「妹が泣いて頼ってきた」「赤ちゃんの世話で限界みたいだ」と言って、家を空ける日が続くようになったのです。

 

もちろん、産後の大変さは想像できます。だから私も強く止めることはできませんでした。

 

けれど、夫による義妹のサポートは次第にエスカレート。妹に渡す生活費だと言って、家計用の口座からまとまった現金を引き出していたのです。

積み重なる違和感

夫は「余ったら返す」と言いましたが、金額は数日分の生活費にしては大きく、そもそも義妹にはきちんと仕事をしている夫もいます。それに育休手当も入っているはず……。

 

それでも、妹夫婦が経済的に厳しいのかもしれないと思い、いったんは受け入れることにしました。

 

ただ、夫の外泊はその後も続きました。帰ってきても疲れた様子を見せるだけで、妹や赤ちゃんの話はあまりしません。私が聞くと、聞いたことにだけ短く答えて話を切り上げることも増えました。

 

最初は義妹のサポートや慣れない赤ちゃんのお世話で疲れているのだろうと思っていました。でも、夫婦の会話まで減っていくうちに、なんだかおかしいと感じるようになったのです。

職場で見かけた義妹

決定的だったのは、夫が泊まりがけで妹の家にいくと言っていた週末のことです。私は勤務先のホテル内のレストランで、義妹を見かけました。

 

義妹は赤ちゃんを自分の夫に預けて、気分転換に来たと言います。体調がかなり悪く起き上がれないほどだと聞いていた私は、言葉を失いました。

 

さらに、何気ない会話の中で、義妹は夫が泊まりに来たことなどないと言いました。誰からのサポートも受けず、ほぼワンオペのようです。外泊のこと、家計から出した現金のこと——夫の話が一気に崩れていく感覚がありました。

 

私はその場で夫にメッセージを送り、「今日中に戻って。話があります」とだけ伝えました。

 

明細に残っていた旅行の跡

すると夫からは「妹のメンタルが不安定なのですぐには帰れない」と返信がありました。そう出るのであれば、私は、義妹と職場で会ったこと、すべて嘘だと知っていることを突きつけるしかありません。

 

それでも夫は「帰れない」の一点張り。問い詰めると、ようやくリフレッシュのために旅行に出ていると白状しました。

 

妹の名前を使って嘘をついたことは認めたものの、誰かと一緒にいるわけではないとやけに言い張るのです。私は感情的に責める前に、まず事実を確認しようと決めました。

 

夫婦で管理していた家計用カードの明細を確認すると、昨日から遠方のホテルや飲食店での利用が続いていました。中には1人分とは考えにくい金額のものも……。

 

カードの利用履歴や数週間前に決済されていた航空券の履歴から察するに、夫は飛行機で帰ってくるはずです。私は、夫が言っていた帰宅予定の朝、到着便の目星をつけて空港へ向かいました。

夫が認めたこと

案の定、到着口から出てきた夫は、見知らぬ女性と親しげに並んで歩いていました。夫は私に気付くと、明らかに動揺した様子。

 

それでも最初は「たまたま同じ飛行機だっただけ」と取り繕いました。けれど、ふたりの雰囲気を見れば、偶然で済ませられる状況ではありません。

 

そのまま空港内のカフェに移動し、説明を求めると、夫は少しずつ言葉に詰まり、最終的に女性と関係があったことを認めました。

 

その瞬間、怒りよりも先に、体の力が抜けました。妹の産後という繊細な時期を言い訳にし、家計のお金まで使っていたことが、何より許せません。

 

呆れ果てた私は、夫に「もう無理です。離婚に向けて話し合いましょう」と伝えました。夫は謝罪し、やり直したいと言いましたが、私の中ではもう終わっていたのです。

 

離婚に向けて動いた日々

その後は、感情だけで進めないよう、記録していた明細や夫とのやり取りを整理しました。義妹にも事情を話すと、自分の出産や体調を口実に使われたことに強いショックを受けていた様子。義両親にも事実が伝わり、誰も夫をかばうことはありませんでした。

 

それでも離婚の話し合いは難航……。夫は最初、出来心だった、家庭を壊すつもりはなかったと繰り返しました。しかし、外泊の理由を偽り、家計にも影響を出していた以上、私には元の生活に戻る選択はできません。

 

専門家にも相談しながら、慰謝料や財産分与について現実的に整理を進め、しっかりと合意を取り決めました。正式に離婚の手続きを済ませ、夫婦としての関係はそこで終わることになったのです。

今、思うこと

離婚後しばらくは、何をしていても気持ちが沈みました。夫を信じていた時間まで否定されたようで、ぼんやり過ごす日……。ただ、義妹が何度も謝ってくれたこと、義両親が事実を受け止めてくれたことは、私にとって少し救いでした。

 

今は、元夫とは必要以上に関わっていません。家族思いに見えた言葉の裏で、誰かを利用する嘘が重なっていた——その現実を受け止めるのはつらかったですが、これからは自分の生活を大切にしていきたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

相手が断りにくい事情を利用して嘘を重ねるのは、あまりに不誠実な行為。夫婦であれば、本来は不満や迷いも含めて向き合い、言葉にして話し合うべきものではないでしょうか。

 

誠実に向き合う姿勢があってこそ、夫婦は安心して支え合える関係になっていくのかもしれませんね。

 

 

【取材時期:2026年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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