毎朝会ううちに距離が縮まり…
そのカフェで働いていたのは、明るくて話しやすい店員さんでした。最初は注文のやり取りをする程度でしたが、顔を合わせる回数が増えるにつれ、自然と会話も増えていきました。
「今日は仕事ですか?」
「そのバッグ素敵ですね」
そんな何気ない会話がうれしくて、私は毎朝カフェへ行くのを楽しみにしていたのです。やがて連絡先を交換し、休日に一緒にごはんへ行ったこともありました。
会話も弾み、一緒にいて居心地もいい――。私はすっかり、「もしかして脈あり?」と思うようになっていました。
SNSで見つけた衝撃の投稿
そんなある日、何気なく彼のSNSを見ていたときでした。そこで目に飛び込んできたのは、「彼女と記念日デート中」という投稿だったのです。
一瞬、自分の目を疑いました。しかも、写真に写っていた相手は、以前彼が「妹みたいな存在なんだよね」と話していた女性。
それまで私は勝手に期待を膨らませ、「もう少しで付き合えるかも」なんて考えていたのですが……。その投稿を見た瞬間、「私だけが勝手に期待していたんだ」と気づいたのです。
恥ずかしさとショックで、一気に血の気が引いたのを今でも覚えています。
その後しばらくは気まずくて、カフェへ行くことも避けていました。ですが時間が経つにつれ、少しずつ気持ちは落ち着いていきました。
そして思い切って趣味のサークルへ参加したところ、新しい友人ができ、自然と前向きな気持ちを取り戻せたのです。
当時はかなりショックでしたが、今では笑い話。新しい環境では出会いに心が躍ることもありますが、期待だけで相手との関係を決めつけないことも大切なのだと学んだ出来事でした。
著者:花田亜弥/30代女性・小学生の女の子2人を育てる母です。趣味はシール集めとドラマ鑑賞です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
※AI生成画像を使用しています
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