産後に目撃した、衝撃のファミリーステイ夫婦
最初に違和感を覚えたのは、出産翌日の午前11時ごろにおこなわれた沐浴指導のときでした。なぜかその夫婦の旦那さんが、寝起きにしか見えないパジャマ姿で指導の場に登場したのです。
産後の女性がパジャマなのは当然理解できるのですが、「なぜ旦那さんまでパジャマなのだろう?」と私は思わず目が点に……。他にもファミリーステイプランを利用していない旦那さんが数名、私服で一緒に参加していたので、余計に目立っていたのを覚えています。
さらにその日の午後には、病室の廊下にあるソファで2人がイチャイチャしながら話している姿を目撃し、なんだか見てはいけないものを見てしまったような、気まずい気持ちになりました。
驚くべき行動は、その翌日にも続きます。私が新生児室のガラス越しにわが子を眺めていると、例の夫婦がやってきました。
奥さんが「何かおいしい飲み物が飲みたいな」とつぶやくと、旦那さんはなんとナースステーションの看護師さんに向かって「飲み物って何かありますかー?」と声をかけたのです。
カウンターにいた看護師さんが困惑しながら「お飲み物は、レストランのあるフロアで……」と説明していると、別の看護師さんがすかさず割って入り、「ここはホテルではありませんからね。奥様がゆっくり休めるようにサポートしてあげてくださいね」と、笑顔ながらも毅然と諭しました。キョトンとする夫婦の姿に、私はあぜんとしつつ、思わず笑ってしまいそうになりました。
産後入院の一番の目的は、母体の回復だと思います。上の子がいたり、夫が妻をサポートできたりする場合、ファミリーステイは理想的なプランですが、利用する側も周囲への配慮が必要不可欠だと痛感した出来事でした。私も今後、病院にお世話になる際は、「入院患者はお客さまではない」ということをしっかりと心に留め、感謝の気持ちを忘れずに利用したいですし、その大切さを子どもたちにも伝えていきたいと思っています。
著者:中村ここみ/30代女性。2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。独身時代はインドアだったが、最近は恐竜大好きな息子の影響で、自身も恐竜にはまり、全国の恐竜スポット巡りが趣味。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています