若いころには気にならなかった髪の悩み
40代に入ってから、髪にまつわる悩みが少しずつ増えてきました。若いころは気にならなかった髪の細さ、ボリュームのなさ、そして絡まりやすさ。年齢とともに髪質が変わるとは聞いてはいましたが、もう少し先の未来だと思っていました。
毎朝のブラッシングで切れ毛が増え、毛先のダメージも以前より目立つようになってきました。なんとなく、髪を結ぶことができる長さでキープしていた髪型も、疲れた印象に見えてきた気がしました。
「傷んだ部分だけ整えれば、少しはラクになるはず」という軽い気持ちで美容院へ行き、美容師さんに状態を診てもらうと、「傷んでいる部分を切ると肩よりも上のボブくらいの長さになりますよ」と告げられました。そんなに短くなることは想定していなかったので、悩みました。
高校生のころの自分を思い出して決意
ボブという選択肢は、まったく頭にありませんでした。40代でセミロングからボブへ、というのはなかなかの決断です。
美容師さんの前でしばらく黙り込んでいると、ふと高校生の記憶がよみがえってきました。あのときはボブを意外と気に入っていました。丸みのあるシルエットが小顔に見せてくれて、「この髪型、好きだな」と思っていたことを懐かしく思い出しました。
手入れもラクだったことを思い出し、「傷んでいるところを切って、これからはちゃんと髪のケアをしよう。あと、これから夏に向けて暑くなることを考えると、短い方がラクに過ごせるはず。40代の自分にも、ボブは似合うかもしれない」など、過去の自分を少し頼りにしながら、私はボブにすることを決心しました。
思い出した数年前の記憶
期待を胸に仕上がりを待ちましたが、鏡に映った自分を見て、胸がズキリとしました。イメージしていたボブとあまりにもかけ離れていました。トップにボリュームがまったく出ず、ぺたんとした印象。若々しく見えるはずが、むしろ実年齢より老けて見えるような気がして、やりきれない気持ちになりました。
「あれ? でもなんか、こんな気持ちは初めてではないかも」と思った瞬間、数年前にもボブにしていたことを思い出したのです!
最初は頭が軽い気がして肩こり解消にもいいかもと思っていたのですが、寝ぐせを直すのに時間がかかるし、ボリュームがでなくて老けて見えるのが嫌でたまりませんでした。40代の髪と正直に向き合わず、高校生のときの記憶だけを頼りにして、数年前の記憶が吹っ飛んでいた出来事でした。
まとめ
過去の成功体験に頼るのではなく、今の髪質と真剣に向き合うことが、納得のいく髪型への第一歩だと実感しました。そして同時に、同じ過ちを繰り返さないように注意しなければと思った出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:徳 衿唯/40代女性。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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