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医師「貧血ではないです」生理後のめまいで婦人科へ。医師の言葉に涙したワケ【医師監修】

学生時代から、生理前のPMSや生理中の不調など、ホルモンバランスに振り回されてきた私。40歳になってからも、とにかく朝から晩まで不調続き。婦人科に相談しに行くと、「自律神経の乱れが関係しているかもしれない」と言われました。自律神経を整える方法について調べ実践していくうちに、だんだんと体調に変化が!?

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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息子のチック症発症をきっかけに婦人科を受診

生理前後の不調で婦人科を受診

 

 

生理前後の不調で婦人科を受診

 

高校生のころから生理痛がひどく、社会人になってからは生理前のPMSも加わり、生理やホルモンバランスの変動に振り回されてきました。ピルなども試しましたが、どれも体に合わずに断念。

 

40歳になってからは、不調がさらに悪化。排卵日前後には体中が痛くなり、気分が落ち込む。排卵が終わればPMSでイライラしてネガティブに。生理が来れば、激しい腹痛と吐き気、腰の痛み。生理が終わるころには、体中の鉄分がなくなってしまったかのように貧血のようなだるさがあり、めまいや吐き気でぐったりして寝込むこともありました。1カ月のうち、ほとんどの日が不調の連続です。

 

なんとか折り合いをつけながら生活していたものの、離婚してシングルになり、息子が不登校になり、家にこもりがちになったため、私も家でぐったり寝込んだりイライラしたりしているわけにはいかなくなりました。

 

繊細な息子は私の精神状態の変化を敏感に感じ取っていたようで、ストレスも影響したのか、チック症の症状が出るようになったからです。このままではいけないと思った私は、婦人科を受診することにしました。

 

 

婦人科で言われた思いがけない言葉に涙

不調を改善するため勧められたのは、子宮内に装着し、黄体ホルモンを子宮の中で持続的に放出するという薬でした。この薬は、月経量を減らしたり、月経痛などの症状を軽くしたりする目的で使われるものだそうです。また、排卵日前後とPMSの不調については、ホルモンバランスを整える漢方で様子を見ましょうということになりました。

 

次に相談したのは、生理後の不調についてでした。生理後の貧血による不調がつらいので、鉄分を補う鉄剤を処方してほしいと私が言うと「採血してみましょう」と医師。

 

採血の結果、貧血はなく、「貧血ではないので鉄剤を飲んでも症状の改善には有効ではないです」と言われました。「え?」と私はがく然としました。

 

私はどうにかしてこの不調を治したいと思って婦人科に来たのだから、このまま帰るわけにはいかないと思い、「シングルで、1人息子が不登校で、今日婦人科に来るのもやっとだったんです。発達障害で、チックも発症してしまって……」と、関係ないことまで話しました。

 

すると、「それは大変ですね。体調が悪くなるのは当然です。元々ある不調に精神的ストレスが上乗せされますからね。ひどくて当然。大変ですね」と医師。思いがけない言葉に、涙が出てしまいました。

 

ストレスも関係? 自律神経の乱れに気付く

ホルモンバランスの影響で体調不良になっていると思い込んでいましたが、私の場合は、元々の不調に精神的なストレスが重なり、自律神経の乱れも関係して不調がひどくなっている可能性があると医師に教えてもらいました。

 

また、貧血のようなめまいについては、「起立性低血圧」の可能性もあるとのこと。起立性低血圧には自律神経の働きが関係することがあり、ストレスが影響する場合もあるそうです。

 

私は早速、:ネットで「自律神経を整える」と検索したり、図書館で本を借りて読んだりしました。そして、自律神経を意識した生活を心がけるように。

私が意識したことを簡単にまとめると、

 

・深呼吸をする

・ゆっくり動く

・笑顔を意識する

・朝日を浴びる

・軽い運動をする

・ストレスをため込まない工夫をする

 

まず変化を実感したのが、深呼吸でした。気持ちが落ち込んで寝込んでしまったとき、ゆっくり深呼吸してみたのです。すると、私の場合は、目の前の霧が晴れたように気持ちがスッキリしました。お風呂でもゆっくり深い呼吸を意識しながら、体や髪を洗いました。

 

すると、毎回お風呂から出たあとにぐったりして座り込んでしまっていたのが、少しずつ減っていきました。また、意識して笑顔を作ることで、気持ちが少し前向きになることもありました。

 

まとめ

心と体はつながっているという言葉をよく聞きますが、私はこのことを改めて再認識しました。私の場合、ストレスを感じて常に呼吸が浅くなっていたのかもしれません。深呼吸をすると、肺をはじめ体の隅々まで空気が入っていくように感じ、気持ちや体が少しずつ動き出す感覚がありました。私の場合、呼吸の浅さやストレスの積み重なりが、自律神経の乱れにつながっていたのかもしれません。

 

体調が悪いからなんとかしなきゃという焦りも、もしかしたら不調を強く感じる一因になっていたのかもしれません。排卵日前後や生理前に体調が悪くなる日もありますが、以前に比べると、かなり快適に生活できる日が増えました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)

著者:今野 千秋/40代シングルマザー。フリーランス。発達障害の1人息子は不登校中。毎日毎時間、いかに幸せに暮らすかを模索することが趣味。東京から大阪に移住し、山の風景に心癒やされる日々。

マンガ:山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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