「家族の分しかないの!」嫁の食事だけナシ!?逃げ込んだ隣家で、連れ戻しに来た義母が絶句した理由

私たち夫婦は毎週末、夫の実家で食事をすることが恒例となっていました。しかし、義実家へ行くと私はまるで家政婦かのように扱われ、当然のように1週間分のたまった家事を押しつけられていました。ゆっくり食事を味わうことなど、到底できなかったのです。
私としては心身ともに疲弊するだけなので行きたくなかったのですが、夫は「食費が浮くし、いつもより上質なものが食べられるんだから我慢しろよ」と、私の苦労など人ごと。断る気などさらさらありませんでした。
そこで私は、義実家で手伝いをするのを一切やめ、義父母のほうから拒否されるように振る舞うことにしたのですが……。
巧妙な「食事ハブり」と義母の裏の顔
これまで何でも言うことを聞いていた私が一切何もしなくなり、腹を立てたのは義母でした。しかし義母は私たちの訪問を断ることはせず、「家族の分しか用意していない」と言って、私の分の食事を出さなくなりました。
私が「もう行きたくない」と訴えても、夫は聞き入れてくれません。
「嫁なんだから顔を出すのが当たり前だ。お前が何もしないせいで母さんが怒っているんだから、反省している態度を見せればいいだろ!」と、私が留守番することは許してくれず、無理やり連れて行かれるのが常でした。
夫は義母が用意した食事をいつもおいしそうに食べ、義父母と和解しようと試みる私をフォローしてくれることもありません。
そんな義実家でしたが、ご近所の方たちは本当にやさしく、私が義実家に来ているとみんなが顔を見にきてくれました。近所の方々とおしゃべりすること。それだけが、私が義実家へ足を運ぶ唯一の楽しみとなっていたのです。
外面のいい義母は、ご近所の奥様たちと所属しているサークル「刺しゅうの会」でも「嫁がかわいい」と触れ回っていた様子。そのためか、食事時になると「おいしいものを食べさせてもらいなさいね」と言って、近所の人はみんな帰ってしまいます。
私が家政婦扱いされ、食事を出してもらえないという義実家の実態を知る人は、誰もいなかったのです。
白米だけ?決別を決めた瞬間
ある日、義母は大量のステーキ肉を用意していました。どう見てもいつもの人数では食べきれない量。
「もしかしたら私の分もあるかも……?」と淡い期待を抱いたのもつかの間、義母は白米だけ盛られたお皿を私に手渡し、こう笑いました。
「今日のステーキも家族の分だけよ。夫と息子の大好物だから、2人のおかわり分までたっぷり用意したの。あなたは家族じゃないから、みんなが食べるのを見ながら、食べている『つもり』で楽しんでちょうだいね」
要するに、私の分をわざと用意せず、目の前で夫たちが満腹になるまで食べるのを見せびらかそうという魂胆でした。私は怒りで震え、涙がこらえられなくなりました。その場にいるのも耐えられず、思わず家を飛び出したのです。
私が向かったのは、義実家のお隣で「刺しゅうの会」の仲間でもあるAさんの家。泣きながらやってきた私を見て、Aさんはひどく心配そうな顔を浮かべていました。どうやらご近所さんを招いて食事会をしていたようで、奥から数人の方が出てきました。
私は溢れ出す涙を止められず、震える声でこれまでの事情を打ち明けました。
「私は家族じゃないから、ごはんを用意してもらえないんです……」
最初は驚いていた皆さんも、私のあまりに悲痛な様子に、だんだんと厳しい表情に変わっていきました。
義母の言い訳と、突きつけた証拠
ちょうどそこに、義父母と夫が私を連れ戻しにやってきました。
「食事中に席を立つなんて子どもじゃないんだから」「早く帰って一緒に食べよう」と誤魔化しますが、Aさんは私を帰さないと言ってくれました。
近所の人たちに問い詰められた義母は、焦って言い訳を始めます。
「実はお嫁さんの嫌がらせがひどくて……何を出してもマズイと残されるから、怖くて食事を出せなくなったんです」
あまりにしおらしく泣きまねをする義母を見て、ご近所さんたちもどちらを信じるべきか困惑している様子でした。
そこで、私は肌身離さず持っていた自分のスマホを取り出し、とある画像を見せました。それは、夫のスマホから保存しておいた、夫と義母のメッセージ画面。夫がリビングでうたた寝をしているとき、偶然目に触れることになったひどい内容の数々です。
暴かれた卑劣な計画、迎えた末路
夫と義母は、連日私の悪口を言い合っていました。夫が義母に送った「慰謝料を払わずに済むように、あいつから離婚を切り出される日を待っている」という計画。
さらに義母が送っていた「どうしようもない嫁」「家政婦としても使えない」「ほかの嫁と交換したい」など、ひどい言葉のオンパレードに、ご近所さんも絶句していました。
「こんなに働き者のお嫁さんに、なんてひどいことを……」と、なげくAさん。
義母は開き直って「他人が人の家庭に口出ししないで!」と怒鳴り散らしましたが、時すでに遅し。
Aさんから「あなたの二面性にはあきれました。こんな残酷なことをしていたなんて……。この事実は、刺しゅうの会のメンバー全員にしっかり共有させていただきます。こんな卑劣な方とは、もう一緒に活動できませんから!」と告げられました。
人目を何より気にする義母にとって、それは地域社会からの追放を意味していました。義母の表情は一変し、取り繕うように謝ってきましたが、許せるはずもありません。結局、義母は拠り所だった刺しゅうの会からも除名されました。
その後、私は夫と離婚。明らかに不当な扱いを受けていたことや、慰謝料を逃れようとする悪質なやり取りが証拠として残っていたため、夫から慰謝料を支払ってもらうことで決着がつきました。義父母もこれ以上騒ぎを大きくしたくなかったのか、夫の支払いを肩代わりするようなかたちで、早々に示談に応じました。
ちなみに、私は今もAさんをはじめとする元義実家のご近所さんたちと仲良くしていて、義母の代わりに「刺しゅうの会」に所属しています。義母はあわよくば会に戻りたいと思っているようですが、一度壊れた信頼はそう簡単に戻るものではありません。私はこれからも、温かいサークルの皆さんと穏やかな時間を大切にしていきたいと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
嫁を『家族ではない』と扱い、嫁だけ差別した食事を用意した義母。しかし、その卑劣な嫌がらせがご近所さんの前で明るみに出ることになり、自分の居場所を失う結末となりました。相手を傷つける行為はめぐりめぐって、自分を苦しめることにつながるものなのかもしれませんね。
さて、次にご紹介するのは、大切な食事会で妊娠中の嫁にだけ料理を出さないという非情な振る舞いをした義母のお話です。ひとりだけ食事がないという異様な状況のなか、義母は「嫁の体調を気遣った」と取り繕いますが、ある人物のひと言で嘘が崩れて……?
義母「食べられないでしょ?」私にだけ料理ナシ→「食欲あると聞きましたが?」暴かれた嘘に逃げ場ナシ

義母は昔から、実の娘である義妹をお姫様のように溺愛しています。そんな彼女が医師である男性と婚約した際、義母の喜びようは、傍目から見ても異常なほどでした。
しかし、その直後に私の妊娠がわかると、義母の態度は明らかに冷ややかに……。親族が私の妊娠で盛り上がり、「主役が取られた」と言わんばかりの態度をとるようになったのです。
ある日、義妹の婚約者ご家族との顔合わせを兼ねた食事会が、高級料亭で開かれました。私と夫も参加するように言われたので、楽しみにしながら出かけたのです。
義母と義妹が来る少し前、たまたまお店の前で婚約者とそのお父様にばったり! お父様は私のおなかを見て「体調はどうですか? 大変な時期に来てくれてありがとう」とやさしく声をかけてくれたのです。
「今はつわりもすっかり落ち着いて食欲も旺盛なんです。今日皆さんと食事をするのを本当に楽しみにしてきました」
そんな何気ない会話を交わしていたのですが——。
私にだけ食事が来ない
食事会は和やかにスタートしたのですが、全員に豪華な料理が運ばれる中、私の前にだけ何も置かれません。
私と夫が戸惑っていると、義母は「皆さん、嫁のことは気になさらないで! つわりがまだあって、目の前に食事が置かれるとにおいがつらいというのでね……。お見苦しくてごめんなさいね」と申し訳なさそうな顔で言い放ちました。まるで気の利くやさしい義母のような振る舞いに言葉が出ませんでした。
しかしここで私が異論を唱えてしまったら、この場の空気が悪くなってしまうでしょう。反論しようとして身を乗り出した夫の袖を、私は静かに引いて制しました。ここで騒ぎ立てれば、義妹の大切な日を台無しにしてしまうかもしれません。
私は喉元まで出かかった怒りを飲み込み、「お気遣い、ありがとうございます」とだけ絞り出すように言って、深く俯きました。
義母の嘘
状況を一変させたのは、婚約者のお父様の不思議そうな声でした。
「それは妙ですね。さっきお店の入り口で話したときは『食欲が旺盛で、今日の料理を楽しみにしている』とはっきりおっしゃっていましたよ」
義母の顔が、一瞬で引きつりました。「……でも、妊婦さんの体調は変わりやすいものですから……」としどろもどろ。
追い打ちをかけるように、料理の説明に来た仲居さんが困惑した表情で言いました。
「お義母様へは、においの少ないものや食べやすいもの、妊婦様のお好きな食材などをご用意しますか? と確認させていただいたのですが、何もいらないとおっしゃって……。今からでもご用意しますか?」
義母はきっと私にだけ料理を出さないという、まるで子どもの嫌がらせのようなことを思いついたのでしょう。慌てる様子を見て、それは明らかでした。
歪んだ執着が招いた最悪の結末
その後、ひとり分の食事を追加してもらってなんとか食事会は終わりましたが、後日、婚約者から「あのような嘘をついてまで人をおとしめるお母様とは親戚になれない。結婚は白紙にしたい」と、婚約解消の連絡が入ったそうです。
娘かわいさゆえの歪んだプライドが、結果として娘の幸せを一番無残な形で壊してしまったのでした。
義妹はその後、破談のショックと義母の過干渉に耐えきれず、義母の干渉を断ち切るように実家を出ていきました。現在は義母に連絡先も知らせず、どこかで生活しているようです。今、義母はひとり寂しく生活していると夫から聞きました。
義母は今も「私は親切をしただけ」と周囲にこぼしているようですが、私たちも義妹と同様に適切な距離を保ち、自分たちの家族の平穏を守っています。
◇ ◇ ◇
人をおとしめるような意地悪は、結局のところ自分自身の首を絞めることになります。失った信用はどんな言い訳をしても二度と元には戻らないということを、深く肝に銘じておきたいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
身内という閉ざされた関係性の中で行われる「食事の席での疎外」は、精神的にも非常に残酷な嫌がらせですね。どちらの義母も、陰湿な手段で相手をコントロールしようとした結果、最も失いたくなかった信用や居場所を失うという結末を迎えました。悪意は、いつか必ず自分自身に跳ね返ってくるのだと痛感しますね。理不尽な悪意に直面したら、「その場の空気を壊したくないから」と耐えるのではなく、早い段階で事実を記録し、しかるべきタイミングで声をあげたり、信頼できる人に相談して距離を取ったりして、自分を守る選択をしたいですね。