結婚式2週間前の打ち合わせ
その日は、結婚式当日の進行を確認するため、初めて司会者さんと打ち合わせをしていました。
打ち合わせは和やかな雰囲気で進み、披露宴の演出やプロフィール紹介などについて話し合っていました。その中で、お色直し後の入場シーンの話題になったときです。
私はお色直しで着るドレスの色を夫に秘密にしており、当日までのお楽しみにしていました。もちろん、そのことは事前にプランナーさんから司会者さんにも共有されていると聞いていました。
ところがそのとき、司会者さんが何気なく「ネイビーのドレス、とても素敵ですよね」と口にしたのです。
その瞬間、私は思わず固まってしまいました。
司会者が泣き出してしまい…!?
司会者さんに悪気がなかったことはすぐにわかりました。ですが、隣には夫がいます。私は苦笑いしながら、「実はその色、彼には秘密だったんです」と伝えました。
「あっ……!」と、司会者さんの顔色が変わり、その場の空気も一気に重くなってしまいました。
その後、司会者さんは何度も謝罪してくださいました。私は「まぁ仕方ないか」と思っていたのですが、司会者さんは相当ショックだったのでしょう。謝罪を繰り返すうちに、ついには涙を流してしまったのです。
まさか司会者さんが泣き出してしまうとは思わず、私は逆にどう声をかけていいのかわからなくなってしまいました。
後日プランナーさんから…
後日、プランナーさんから改めて謝罪の連絡がありました。
プランナーさんは、司会者さん本人も深く反省していることや、式場としてできる限り対応したいと考えていることを丁寧に説明してくださいました。そして、必要であれば司会者の変更も可能だと提案してくれたのです。
ですが、私たちは司会者さんに悪気があったとは思っていませんでしたし、何より本人がとても責任を感じていることが伝わってきました。そのため、司会者の変更はお願いせず、そのまま結婚式を迎えることにしました。
迎えた当日、披露宴は大きなトラブルもなく進行。ドレスの色を知ってしまった夫からは「びっくりは減ったけど、すごく似合っていたよ」と言われ、結果的には笑い話になりました。
今振り返ると、私自身、司会者さんにもっと「本当に気にしなくて大丈夫ですよ」と伝えてあげればよかったなと思います。当時は突然の出来事に戸惑い、「泣かなくて大丈夫ですよ」と声をかけるのが精いっぱいでした。
結婚式の準備では、思いがけないハプニングが起こることもあります。もちろんトラブルはないに越したことはありませんが、この出来事も含めて、今では結婚式の思い出のひとつとして、夫婦で笑いながら振り返っています。
著者:吉田みな/30代女性・主婦。趣味はカラオケ、料理、ショッピング、Netflix鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています
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