子ども同士の小さなトラブル
ある日、子どもたちが遊んでいる最中に、おもちゃの取り合いのような小さなトラブルがありました。
よくある子ども同士の出来事という印象だったため、私はそこまで深刻には考えていませんでした。実際、子どもたちもすぐに気持ちを切り替え、その後はいつも通り遊んでいたのです。
ところが、その後ママ友と話をする中で、少しずつ空気が変わっていきました。
軽い気持ちで言った言葉が…
私はその場を穏便に済ませたい気持ちから、「子ども同士のことだから、気にしなくて大丈夫ですよ」と伝えました。
けれど、そのとき私の子どもだけが少し泣いていたこともあり、相手のママ友には「うちの子が悪いと言われている」と受け取られてしまったようでした。
私としては責めるつもりはなく、「大きな問題にしなくて大丈夫」という意味で言ったつもりでした。ですが、相手の表情が少し曇ったのを見て、言葉の選び方を間違えたのかもしれないと感じました。
もちろん、相手を責めるつもりは一切ありませんでした。むしろ関係を悪くしたくないという気持ちから出た言葉だっただけに、自分でも戸惑いました。
少しずつ生まれた距離感
それ以降、顔を合わせればあいさつはするものの、以前のように雑談をすることはなくなりました。
送り迎えの時間が重なるたびに、どこか気まずい空気を感じるようになり、私自身も少し緊張するようになってしまったのです。
特に保育園のような限られたコミュニティでは、一度生まれた距離感を元に戻す難しさも感じました。
救いだったのは、子ども同士は変わらず仲良く遊んでいたことです。それだけに、大人同士だけがぎくしゃくしてしまったことを、どこか寂しく感じていました。
まとめ
この出来事を通して、悪意がなくても、言葉の受け取られ方によって人間関係が変わってしまうことがあるのだと実感しました。
特に距離の近い関係ほど、何げないひと言のニュアンスが大きく影響する場合もあるのだと思います。
今でも「あのとき、もう少し違う伝え方ができていたら」と考えることがあります。それ以来、相手の気持ちや状況をより意識しながら言葉を選ぶようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:秋田ねる/30代女性・会社員
イラスト:きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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