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「私の何が気に入らないの?」嫉妬心むき出しのママ友が転園するまでの一部始終【体験談】

これは、娘たちが幼稚園に通っていたころの話です。当時、なぜか何かと私に対抗心を燃やしてくるママ友がいました。

 

ネチネチしているママ友に…

そのママ友は言葉の端々がネチネチしていて、正直なところ、顔を合わせるたびにうんざりしていました。

 

特に彼女が引っかかっていたのは、私が双子を出産していること、自宅が幼稚園から近いこと、夫が育児に積極的な、いわゆる“イクメン”であること……。この3つだったようです。中でも双子であることには、明らかに羨望(せんぼう)のまなざしを向けていました。

 

彼女のほうがよっぽど!

けれど、彼女にも誰もがうらやむような環境がありました。彼女の父と姉は議員職をしており、実家は立派な住宅。その家も実父が現金一括で購入したものだと聞きました。彼女の夫は婿養子としてその家に入り、まるで“サザエさん”のような生活を送っていたのです。

 

「私にとっては、そっちのほうがよっぽど恵まれていると思うけど……」。そんな声が、周囲のママ友たちから次第に上がるようになりました。最初は様子見をしていた人たちも、徐々に私の味方になっていきました。

 

 

隣の芝生は青く見える?

その後、彼女は気まずそうに幼稚園を転園していきました。けれど、彼女のことを疎ましく思っていた私たちもまた、もしかしたら彼女をうらやんでいたのかもしれません。

 

生まれながらの環境が整っていた彼女と、努力して今の暮らしを築いた私。立場や過程は違っても、他人の目には同じように「恵まれている」と映っていたかもしれません。

 

まとめ

この出来事を通して、他人と比べてうらやむ気持ちが、時に無用な摩擦を生むのだと痛感しました。これからは、もっと謙虚な気持ちで、人の幸せを素直に受け止められる自分でいたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:橘すみれ/30代女性・主婦

イラスト/きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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