やば男に対し、きょうだいのなかでも特に強く拒絶反応を示したのが末っ子の翔。
やば男と同じタイミングに妻を連れて亮のカフェを訪れていた翔は怪訝な表情を見せますが、やば男から「奥さん、大事にするんだぞー」と言われるとたまらず怒りを露わにし、「どの口が言うんだよ」と切り返します。
厚かましくも父親面を続けていると、末っ子の怒りは止まらず…!?







※離婚届を配偶者の同意なく作成・提出する行為は、有印私文書偽造罪や偽造私文書等行使罪などに問われる可能性があります。前もって「不受理申出」の手続きをおこなうことで、本人の意思に基づかない離婚届が受理されることを防ぐことができます。
翔が子どもだった当時、面会をドタキャンしたことを指摘されたにもかかわらず、やば男はヘラヘラと「お互い助け合えるような親子関係になれるといいよな」——。
あまりにも厚顔無恥な発言に、翔は「俺に父親はいないと思ってる」と返したのでした。
みちるは子どもたちの心の安定を第一に、彼らが成人するまで、離婚の事実を伏せてきたのでしょう。そして、やば男と子どもたちを会わせていたのも、親として果たすべき「親子交流(面会交流)」のためだけでなく、子どもたちに寂しい思いはさせまいという、母としての強い想いがあったからではないでしょうか。
それにもかかわらず、面会のドタキャンを繰り返していたやば男……。「父親が不倫の末に勝手に離婚届を提出していた」という経緯を知った今、翔が父親を父親と思えず、強い拒絶反応を示すのも無理はありません。
両親が離婚しても、子どもと親の法的な親子関係は一切変わりません。別居していても親には子どもを養育する義務があり、法律でも子どもの健やかな成長のために「親子交流(面会交流)」を適切におこなうことが重視されています。
親としての責任をすべて放棄しておきながら、法的なつながりだけにあぐらをかいていれば、いつかしっぺ返しを食らうのは当然です。子どもへの誠実な愛情なくして信頼など得られるはずもなく、これほどの非道を重ねてきた以上、わが子から絶縁されてしまっても仕方がないですね。
岡田ももえ