思春期から強い生理痛と経血量の多さにずっと悩まされていた私。妊娠・出産を経て症状が軽くなると期待したものの、再開した生理のつらさはそのまま! そんな私の産後の生理痛治療についてお話しします。
思春期から大変だった生理
私は、学生時代は生理痛がつらくて学校を休むことも多かったのですが、社会人になると仕事はなかなか休めないため、生理痛を和らげるために効き目の強い痛み止めを飲んだり、ピルを服用したりしていました。また経血の量も多いため、服を選んだり体を動かしたりすることにすら気をつかう状態でした。
産後は生理が軽くなると期待するが…
結婚に伴い、ピルをやめて半年ほどで第一子を妊娠。産後は生理痛も軽くなり経血の量も減る人がいるという話を信じて、つらいつわりも何とか耐えました。
その後出産し、復職目前の産後10カ月ほどで生理が再開したのですが、聞いていた話とは裏腹に約2年間忘れかけていたあの強い痛みや、大量の出血と再度戦うことを余儀なくされたのです。
第二子妊活と生理痛治療のジレンマ
復職後1年はしっかり仕事に向き合いたかったのと、第二子はある程度の年齢差を開けたかったため、復職後最初の1年はピルを服薬していました。
その後第二子を考え始めたタイミングで一旦服薬をやめたのですが、やめた途端にまた生理痛がひどくなり出血も大量に……。ピルを飲むと妊娠できない。でもやめると生理の症状がひどくなる、というジレンマに陥ってしまったのです。
治療を再開してよかったこと
病気のおそれがあることも考え検査をしましたが、幸い大きな病気ではありませんでした。第二子のことも考えて期間を区切り、生理の治療に集中しましょうという医師のアドバイスのもと、ピルの服薬を再開。
ピルを飲み始めてから1カ月ほど経つと、痛みや経血の量が少なくなるのを実感できました。生理痛で仕事を休むことや痛み止めを飲む回数も減り、経血の漏れを気にして服を選んだり行動を制限したりするストレスも減ったので、快適に過ごせる時間が増えてよかったと思います。
ピルによる治療は私にとっては快適に過ごすための良い方法でした。願わくば治療をやめた後すぐに第二子を授かれたら……と思いますが、今は治療に専念しつつ、再び赤ちゃんに会える日を心待ちにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:金岡莉緒
1女の母。独身時代から住宅関連企業に勤務し、産休育休を経て時短勤務中。妊娠・出産・子育てに関する自らの経験を中心に執筆している。