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「チャックが上がらない」10年前に備えた喪服。手持ちの黒い服で参列して抱いた違和感の正体

鏡の前で思わず「チャックが上がらない」とつぶやきました。10年前、祖父母が80歳になったときに用意した喪服。いざ必要になったその日、私は自分の体の変化を突きつけられることになります。

 

10年前に用意した喪服

初めて喪服を購入したのは、祖父母が80歳になったときでした。いつか必要になるかもしれないと考え、少し早いかもしれないと思いながらも準備した一着です。

 

けれど幸いなことに祖父母は健在のまま年月が流れました。そして結婚後、夫の祖母が急逝したとの知らせを受けたのです。

 

入らないワンピース

購入してから早いもので10年。ついに出番が来たのだと喪服に袖を通した瞬間、違和感を覚えました。ワンピースのファスナーが上がらず、肩回りもきつかったのです。どうにかしようとしても、ごまかせる状態ではありませんでした。

 

時間もなく、手持ちの黒い服を組み合わせて参列することにしました。準備していた喪服は、結局そのまま切られませんでした。

 

 

黒の微妙な違い

ただ、黒といっても色味はさまざまです。会場で周囲を見たとき、手持ちの黒い服はほかの参列者の喪服よりやや色が浅く、上下でも微妙に色合いが異なっていました。決して派手ではないものの、どこかチグハグな印象になってしまいました。

 

その場の空気もあって、少しだけ落ち着かない気持ちを抱えながら式に参列しました。

 

まとめ

いざというときのために用意した喪服でも、年月とともに合わなくなることがあるのだと実感しました。今回の経験で、用意してあるから安心とは限らないのだと感じました。しまってある服も、時間がたてば状態やサイズが変わって見えることがある――そんな当たり前のことを、あらためて実感した出来事でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:水谷凛子/30代女性・会社員

イラスト:ふるみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

 

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