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「吐いてしまいそう」天ぷら店に現れた強い香水の男性に困惑。私が取った対応とは

においは完全にシャットアウトできないもの。そのため、強烈なにおいに出合ってしまったとき、対処方法は限られてしまいます。この記事では思わぬ場所で「臭い」体験をした3人のエピソードを紹介します。においのピンチにどう対応すべきか、また自分自身が発生源とならないための「香りのエチケット」について考えてみます。

 

天ぷら屋さんで感じた強い香り

においエチケット イメージカット

 

家族と一緒に、近所の小さな天ぷら屋さんへ食事に行ったときのことです。料理を楽しみにしていたところ、隣のテーブルに6人ほどのグループがやってきました。そのうちの1人の男性がかなり強い香水をつけていたようで、店内中に香りが広がりました。

 

店は狭く、私たちもすでに食事を始めていたため、逃げ場はなく、香りから身を守るすべがありませんでした。家族もすぐにその香りに気付き、目配せや小さなジェスチャーで「ちょっとキツいね」と意思疎通をしていました。

 

ところが、時間がたつにつれ私は次第に香水のにおいに酔ってしまい、気分が悪くなってしまいました。せっかくのおいしい食事も楽しめず、このまま店内にいたら本当に吐いてしまいそうなほどでした。

 

ごめん、無理…

家族に「ごめん、においがつらくて外で待っているね」と伝え、席を立ちました。おそらく、そのときの会話は隣のグループにも聞こえていたと思います。むしろ、少しでも気付いてもらえたらという気持ちもありました。

 

店員さんにも事情を説明し、「香水のにおいがどうしてもつらくて、外で待たせてほしい」とお願いして、しばらく店の外で時間をつぶしました。家族もくつろげる雰囲気ではなかったようで、予定より早めに食事を終え、私のもとへ出てきてくれました。

 

そのグループは、見たところ同じ職場の同僚同士のようでした。あれだけ香りが強くても、相手が上司だったりすれば、なかなか注意しにくいのかもしれません。もしかすると、ずっと一緒にいればにおいに慣れてしまうのでしょうか。席を立つ私の姿を、グループの何人かがちらりと見ていたのを覚えています。何かを察したような、そんな空気も感じました。

 

あの出来事を思い返すと、これはいわゆる「フレグランスハラスメント(フレハラ)」だったのでは……と、苦笑いしてしまいます。自分では気付きにくいにおいこそ、気を付けなければいけないと実感しました。

 

◇◇◇◇◇

 

香水に限らず、知らぬ間に他人に不快感を与えていないか――。あれ以来、私も香りの強さやTPOにはより一層気を配るようになりました。人のふり見て我がふり直せとは、まさにこのことです。

 

著者:犬山知和子/40代女性・無職

イラスト:サトウユカ

 

 

異様なにおいに耐えきれず職場で嘔吐!

においエチケット イメージカット

 

私は30代の主婦です。これは出産前、私が介護職として働いていたころの出来事です。当時の職場には男性職員も何人かいて、中でも40代の男性職員は、頭の回転も速く人柄も良くて、仕事がとてもできる方でした。職員の間だけでなく、利用者さまからの信頼も厚く、誰からも頼りにされていた存在でした。

 

そんなある日、職場のどこからか、なんとも言えない異様なにおいが漂い始めました。私はにおいに敏感なほうで、これは早めに原因を突き止めて対処しないといけないと思い、注意深く周囲を確認してみたのですが、なかなか原因がわかりません。そのにおいは次第に強くなり、私はついに利用者さまの前で吐いてしまいました。とても申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいでした。

 

しばらくして、その原因がわかりました。あの40代の男性職員が、素足でサンダルを履いていたのです。その足のにおいが、あの場の空気に強く残っていたのでした。介護の仕事は力仕事も多く、動きっぱなしの業務も少なくありません。きっと汗もかいていたでしょうし、においが出てしまうのも無理はなかったのだと思います。彼の仕事ぶりを知っているからこそ「それだけ一生懸命動いていたんだろうな」と納得する気持ちもありました。

 

◇◇◇◇◇

 

この出来事を通して私は、特に職場などの人の集まる場所では、素足でサンダルを履くのは避けたほうがいいということに気付きました。気持ちよく働くためには、自分も周囲も心地よくいられる工夫が必要なんだと、今でもこの体験を思い出すたびに感じています。

 

著者:佐藤里美/30代女性・主婦

 

においの原因と主催者の工夫

においエチケット イメージカット

 

夏の合宿セミナーで主催側として参加していた私。順調に進むと思っていた矢先、受講生から思いも寄らないクレームが舞い込み、急きょ対応に追われることになりました。

 

セミナー中、受講生から「部屋のにおいが気になって集中できない」と声が上がりました。私自身も独特のにおいを感じてはいたのですが、暑さのせいだと思い込んでいました。

 

原因を突き止めると、ある参加者の体臭が部屋に広がっていたようでした。直接伝えるのは難しく、主催側の男性は制汗剤を勧めたり、セミナー中に「香りのエチケットも大切ですね」とさりげなく声をかけたりしました。

 

結局、においの改善は見られず、対応は続きました。この出来事を通して、においを指摘するのは表現の工夫と勇気がいるのだと学びました。

 

◇◇◇◇◇

 

セミナーでの経験から、においを伝える難しさと同時に、良い香りが人の印象をプラスに変える可能性にも気付きました。香りの扱い方次第で、人間関係は大きく変わるのかもしれません。

 

著者:中川京子/30代女性・主婦

イラスト:はせがわじゅん

 

まとめ

においは慣れてしまいやすく、自分自身では気付きにくいものです。一方で清潔に保つ、においケアをする、香水などは適量を使う……といった工夫で周囲への影響を抑えることはできます。身だしなみの一つとして、外出の際はにおいエチケットも意識したいですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※一部、AI生成画像を使用しています

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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