いつものように、ゆめくんに気を遣いながらサッカーをしていたカイトくんたち。しかし、ゆめくんが転んでけがをしても手を差し伸べなかったことで、ゆめくんのお母さんの怒りが再燃。再び学校へ抗議が入ってしまいます。
担任の古川先生は、内心では対応に疲れを感じながらも、「自分のクラスから不登校を出したくない」という思いから、カイトくんたちに「ゆめくんはルールを学んでいる最中。仲良くしてください」とさらなる我慢を求めることに。
子どもたちの不満には向き合わないまま、表面上だけの“仲良し”を求めた結果、理不尽な状況はさらに悪化していき……。
エスカレートする“ワガママな要求”














ゆめくんの要求は日に日にエスカレートし、古川先生もカイトくんたちを一方的に注意するばかり。さらに、ドッジボール中に偶然ゆめくんの顔へボールが当たると、ゆめくんのお母さんは「わざとやられた! 暴力事件だ!」と学校に猛抗議します。
カイトくんのお母さんがいくら説明しても、話し合いは平行線のまま。カイトくんたちは悪者にされてしまいますが、中学受験を控え、先生に調査書を書いてもらう必要もあるため、真っ向から反発することはできません。
それでもカイトくんには、同じように悩みながら一緒に耐えてくれる友だちがいました。以前ゆめくんに執着され、今は引っ越してしまった同級生の津村くんのように、「もしカイトが一人ぼっちだったら……」と想像すると、お母さんは恐ろしさを感じるのでした。
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「みんな仲良く」という理想を優先しすぎると、その陰で苦しさを抱える子どもが出てしまうことがあります。また、一方の言い分だけを聞いて判断してしまえば、別の子どもが我慢を強いられることにもなりかねません。
大切なのは、それぞれの気持ちに目を向けながら、公平な視点で状況を見ていくことではないでしょうか。“仲良くすること”だけを目標にするのではなく、お互いが安心して過ごせる関わり方や距離感を、大人も一緒に考えていきたいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
