そんな状況でも、カイトくんたちは友だち同士で協力し合いながら、何とかやり過ごしていました。そして時は流れ、小学6年生になったカイトくんたちは、楽しみにしていた修学旅行へ!
しかし、当初は不参加の予定だったゆめくんが直前になって参加することに……。さらに、学校の判断で、カイトくんたちの班に入れられてしまいます。自由行動の計画が台無しになったカイトくんは、帰宅後「なんで俺たちばっかりこんな目に遭うの?」と涙ながらにお母さんへ訴えました。
さらに学校から「ゆめくんが『同じ班の子に仲間外れにされた』と話しているため、週明けに保護者を交えた話し合いをしたい」との連絡が入ります。1年以上我慢を重ねてきたカイトくんのお母さんでしたが、これ以上一方的に責められるわけにはいかないと考え、校長先生の同席を求めるのでした。
もう限界……!それぞれの親の考えは
















「平和的に話し合いましょう」と話す古川先生に、カイトくんのお母さんは「何が平和的ですか!」と反論します。これまでカイトくんたちの話に耳を傾けず、ゆめくん側の言い分ばかりを優先してきたのではないかと、たまっていた思いをぶつけました。
そして、校長先生が同席しないなら自分から直接話すと伝えると、古川先生はしぶしぶ了承。カイトくんのお母さんがほかの保護者に連絡すると、「私たちももう限界」「今回は子どもたちに落ち度はない。戦おう」と心強い返事が届きます。
一方、ゆめくんは修学旅行への参加を渋っていましたが、前日になって「カイトくんたちと同じ班なら行く」と主張。そこで、古川先生に急きょ班を変更してもらいます。
しかし、その後も勝手な言動を繰り返した末に、「仲間外れにされた」とお母さんへ訴えていました。その話を聞いたゆめくんお母さんは、「もう古川先生には任せられない」と校長への相談を考えるのでした。
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子ども同士のトラブルでは、同じ出来事でも、それぞれの立場によって受け止め方が大きく異なることがあります。わが子の話に寄り添うことはもちろん大切ですが、その言葉だけですべてを判断せず、周囲の話にも耳を傾けながら事実を整理していきたいですね。
当事者だけで話し合っても解決が難しい場合は、学校側が双方の話を丁寧に聞き、必要に応じて別の立場の大人にも入ってもらうことも一つの方法です。子どもたちが安心して過ごせるよう、納得できる形を一緒に探していけるといいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
