最近、月経カップやショーツ型ナプキンなど、さまざまなタイプの生理用品が発売され、社会的にもさまざまな視点で注目されている【生理のこと】。今回は「ナプキンのデザイン」の話。
日本の生理用品は「一体だれ向けなの…?」と思ってしまうような、あからさまなデザインが多いという事実。ガーリー過ぎたり、派手な装飾がされたパッケージが、「生理はなんだか恥ずかしい」という気恥ずかしさに拍車をかけているようにも思います。しかし! 海外にはおしゃれで個性的なデザインの生理用品があるそう!
【kotex】個性的でおしゃれ
写真提供/@c4eYiSvTKAodC9C
Twitterでは「フィリピンに遊びに行った時、ストレスで不正出血になって急いで買ったナプキン。いくつか使ってしまったけど、包装がとってもオシャレだから、残った分はとっておいたの。こんなデザインならチラッと見えてもナプキンってわかりにくいよね!こういうのがほしい。」との投稿が。
このナプキンは、アメリカなどでも販売されている女性衛生用品メーカー「kotex」のもの。ビビッドなカラーが使われた数種類のデザインのナプキンが入っています。「今度はどれにしようかな~♪」と選ぶ楽しみもできそう。うっかり落としてしまってもナプキンに見えないですね。
【愛康】シンプルでわかりやすい
写真提供/@melly_design
台湾で販売されているナプキンは、パッケージがとってもシンプル。必要最低限のデザインで、シンプルながらわかりやすいですよね。写真左は20枚入り、写真右は普通用8枚入り。ナプキンにはハッカが配合されていて、使ってみた方いはく「おまたがスース―する」そうです。
【Oi ORGANIC INITIATIVE】ロゴデザイン
写真提供/@usagi_CON
ニュージーランドで販売されていたというこちらのナプキンは「Oi ORGANIC INITIATIVE」のもの。白字に英字というシンプルかつおしゃれなデザインで、ボックス入りです。パッケージ右上には、経血量目安が★印で載っていて、外国人にもわかりやすいのも◎。また、月経カップもナプキンと同じように売っています。日本ではまだなかなか見ない光景です。
「日本の生理用品」もっとシンプルで良くない?
海外の生理用品を数多くみているうちに浮かんでくる疑問…「日本の生理用品も、もっとシンプルで良いんじゃない?」。ピンクやパープル、ブルーなどのパッケージに、どかん!と大きな商品名、キラキラ輝き、蝶が舞う…しかし、とてもオシャレとは言えない、「いかにも生理用品」というデザインが多いように思います。
トイレに出しっぱなしにしておいても悪目立ちしない、トイレに持って行くとき“いかにも感”が出ない。そんなシンプルで「持ちたくなる」「買いたくなる」ユニバーサルデザインの生理用品があるといいのにな、と思うのでした。
生理用品を買うとき、生理用品を隠すことから生理について考える「#NoBagForMe PROJECT」が話題ですが、女性が持ち歩きたくなるデザインの生理用品が増えれば、もっと女性が堂々と生理用品を持ち歩けるようになるかもしれませんね。
ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。