息子が1~2歳ごろ、おちんちんを触る・いじることが多く、心配だったことがありました。娘も2歳に入ってから性器を触ることがありました。今回はこれらの理由や解決法について、医師に相談したときの体験談をお伝えします。
男の子が性器を触る・いじる理由
息子がおちんちんを触る・いじるなどして、特に困ったのが入浴時。おちんちんをビヨーンと伸ばすなど、見ているほうが痛々しかったです。「触ったらダメだよ!」と言うものの、なかなかやめてくれなくて困りました。
このことを医師に相談してみたところ、自分の体の不思議さから出る行動とのこと。汚い手で触ってしまうと、細菌に感染することもあるので、必ず手を洗わせるよう言われました。3歳になるころには自然と触らなくなりました。
女の子が性器を触る・いじる理由
娘が時々性器を触るようになったのは、トイレトレーニングを始めてからでした。女の子が性器を触る理由の1つに「ふき残し」があげられるそうです。
娘の場合、ふき残したおしっこでかぶれ、かゆみが出たことが原因だったようです。そうわかってからはきれいにふくよう意識し、うんちをした際は汚れが取れやすいおしりふきを使うようにしました。清潔を心がけてからは性器を触ることがなくなりました。
受診が必要な場合って?
男女に共通して、かぶれがひどい場合は受診が必要だと医師から聞きました。清潔にしていても症状が長引く、性器が赤い、膿が出ているなど、異常を感じた場合は要注意!
特に女の子はふき残しでトラブルが起こるリスクが高いそうです。また、子どもの腟は自浄作用が弱いため、汚れが残ってしまうと炎症を起こしやすくなるそう。入浴時は、お股もシャワーで洗い流すように教わりました。
大半の場合、清潔を心がけていれば問題はないようです。とは言っても、子どもが性器を触る・いじる姿を見ると気になりますよね。心配な場合は一度小児科を受診しておくと安心です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。