「大変そう」「自然派育児にこだわる人のやること」というイメージがあった布おむつですが、やってみたら意外と大変じゃないし紙おむつよりもラクなときもありました。 子ども4人とも布おむつを使って育てている私の体験談をお話しします。
布おむつのメリット
私にとっての布おむつのメリットは、なんといってもゴミが少ないことです。新生児はおむつ替えが頻繁で、1日に20回くらい。すぐにゴミ箱がいっぱいになってしまうのがストレスでした。布おむつを1日に3枚でもいいから使うとその分ゴミが減らせます。
洗濯物は増えますが、干してあるおむつを見ると「今日もこの枚数の分だけ子どもに向き合ったんだな」と自信がわいてきました。また、布おむつカバーはいろいろな柄があって楽しめ、スナップボタンでサイズ調整ができるフリーサイズの布おむつカバーだと、2歳差のきょうだいでも同じものを使えて経済的でした。
布おむつのデメリットと解決方法
デメリットは洗濯しなければならないことです。洗濯機で洗うのですが、予洗いはしています。とりあえず洗面所に置いてあとでまとめて洗うときもあれば、おむつ替えの都度洗うときもありました。
最初はうんち汚れが大変なのではと思っていたのですが、布を中に1枚敷いておき、ひどく汚れたら捨ててしまうことで洗濯の手間もカット。離乳食が始まってうんちが固くなってくると、トイレで流すときに紙おむつよりもきれいにとれるということもわかりました。また、就寝時や翌日が雨の日は紙おむつを使用することで無理せず布おむつを続けることができました。
要らない布でおむつカバーも手作り!
布おむつは経済的と言われますが、布おむつカバーは意外と高いです。そこで私は型紙だけ入手して、要らない布でおむつカバーを自作していました。ハイハイが始まったらサイドを開閉できるパンツタイプの布おむつカバーが大活躍。おしっこだけならズボンを全部脱がす必要もなく、濡れたおむつだけサッと取り替えれば良いので紙おむつよりラクでした。
うんちのときにはサイドのスナップボタンでおむつカバーを外すことができるため、洋服を汚す心配もありませんでした。すぐにサイズアウトしてしまうのでお金をなるべくかけず自分の好みのものができるというのはよかったです。
最初は大変かなと思っていましたが、夫も意外と面倒くさくない! と布おむつに協力的です。おむつ替えは育児のなかで避けては通れないけれど、布おむつのおかげで育児も楽しめています。おしゃれでかわいいおむつカバーを作るべく、布やデザインをネットで探そうかな、なんて思っている今日このごろです。
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著者:小林まり
6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。