意見がぶつかった日々
子育てで一番大変だと思ったのは、子どもの高校入試についての話し合いでした。子どもと妻、私の3人で考えが分かれてしまったのです。
子どもの意見を優先するべきなのか、自分の中でもずっと悩んでいました。毎日のように言い争いになり、どうしていいのか、わからなくなることもありました。
揺れる親の気持ち
子どもは「志望校は変えない」と強く主張し続け、考えを変えようとはしませんでした。その姿を見て、応援したい気持ちと、このまま進ませて良いのかという不安の間で揺れ続けていました。
親として現実的な選択を勧めるべきなのか、それとも本人の意思を尊重すべきなのか、何度考えても答えは簡単には出ませんでした。3人で何度も話し合いを重ねましたが、意見の溝はなかなか埋まりませんでした。
最終的には子どもの気持ちを尊重し、本人が行きたいと望む高校を受験することに決めました。
結果とそれぞれの思い
しかし結果は不合格でした。その瞬間は、言葉にできないほどの悔しさと申し訳なさが込み上げ、家族3人で涙を流しました。今でも妻は「あのとき別の高校を選んでいれば」と口にすることがありますが、私はこの選択でよかったと思っています。本人が自分で決めたことだからこそ、後悔の残らない経験になってほしいと考えていました。
実際に子どもに聞いてみると「後悔はしていない」と話してくれました。その言葉を聞いて、少し救われた気持ちになりました。現在は大学進学を目指し、毎日塾に通いながら勉強を続けています。次こそは、自分の目標とする進路に進んでほしいと願っています。
まとめ
子どもの進路に向き合う中で、親として迷う時間は避けられないものだと感じました。すぐに答えが出ないからこそ、最後まで話し合い、本人の意思を尊重できたことには意味があったのだと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:猫宮まさお/50代男性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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