「何人泊まれる?」義父のひと言に違和感
ある日、義父から「そっちの家って何人くらい泊まれるんだ?」と聞かれました。
その瞬間、私は思わず身構えました。わが家は決して広くはなく、私の勤務先が用意している社宅です。産後間もなく、育児だけでも精いっぱいの状態だったこともあり、「まさか泊まるつもりでは……」という不安が頭をよぎりました。
嫌な予感がして、私は急いで近くのホテルを手配することにしました。
すると後日、義父たちは本当に、夫側の親族を連れてやって来たのです。
突然始まった「親族接待」
やって来たのは、私にとってはほとんど面識のない人たちで、しかも総勢6人でした。さらに驚いたのは、滞在が数日ではなく約1週間に及んだことです。
義実家の親族たちは観光を楽しんでいる様子でしたが、私は保育園を探し、仕事復帰したばかり。慣れない育児と仕事の両立で余裕などありませんでした。
それにもかかわらず、夫からは「せっかく来てくれたんだから」と親族の相手をするよう求められ、私は休みを取って対応することになったのです。
しかも、夫からは「勝手にホテルを取ったのだから自分で払え」と言われ、宿泊費まで私が負担することになりました。
「来てあげた」と言われて…
義実家の親族たちは、「お食い初めは親族みんなで祝うものだからね。忙しいって言うから、こっちから来てあげたのよ」と話していました。
けれど私は、そもそも頼んでもいませんし、呼んでもいませんでした。
さらに、子どもの機嫌が良いと「パパのおかげ」、泣き出すと「抱き方が悪い」「母乳が足りていないんじゃない?」と、まるで私を責めるような言葉までかけられました。
産後で気持ちにも余裕がない時期だったこともあり、そのたびに深く傷ついていたのを覚えています。
「今どき、本当にこんなことを言う人がいるんだ……」
驚きと同時に、「できるだけ関わりたくない」と強く感じた出来事でした。
まとめ
その後、さまざまな出来事を経て、現在は離婚し、夫とも、夫側の親族とも法的な関係はなくなりました。
当時を振り返ると、産後の大変な時期に、自分の気持ちや状況を理解してもらえなかったことが、特につらかったように思います。
また、自分たちの価値観を当然のように押し付けてくる相手とは、距離感を大切にしなければいけないのだと実感しました。
今でもあの1週間を思い出すと嫌な気持ちになりますが、自分にとって無理なことには、きちんと線引きをする大切さを学んだ経験でもあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:摂津花子/40代女性・会社員
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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