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彼「生活費は月3万円で十分だろ?」同棲直後にお金を出し渋る彼→受け入れた翌朝、彼が地獄を見たワケ

当時、彼と結婚を見据えて同棲の準備を進めていた私。

同じ会社で働く彼は母の友人の息子で、周囲の後押しもあって交際が始まりました。付き合い始めたころは大きな問題もなく、私自身も将来を真剣に考えていました。

ところが、同棲の話が具体的になるにつれ、金銭感覚の違いが気になるようになっていったのです。

彼は外食の際もあまりお金を出そうとせず、私が支払うことも少なくありませんでした。その一方で、自分の趣味や高級ブランドの洋服には惜しみなくお金を使います。

 

不安を抱えながらも、私は彼が私のアパートへ引っ越してきたタイミングで、生活費についてしっかり話し合うことにしたのですが……?

 

同棲生活後に感じた違和感

「一緒に暮らすなら、家賃や生活費は基本的に折半にしよう」

 

そう提案した私に対し、彼は「俺が出せるのは月3万円までかな」と言ったのです。思わず耳を疑いました。

 

私の住んでいた部屋は、家賃だけでも月3万円を大きく超えていました。食費や光熱費、日用品代まで含めれば到底足りる金額ではありません。

 

私は具体的な金額を挙げながら説明しましたが、彼は聞く耳を持ちません。

 

「うちの母さんは3万円以下でやりくりしてた」
「節約すれば3万円でも十分暮らしていけるだろ、その程度のやりくりもできないのか?」
「足りないなら給料の高いお前がその分負担すればいい」

 

そう言って一歩も譲ろうとしません。同棲生活が始まったばかりなのに、私はあきれると同時に、彼への気持ちが少しずつ冷めていくのを感じていました。

 

 

月3万円生活

このまま言い争っても平行線だと思った私は、ある方法を思いつきました。

 

「わかった。じゃあ月3万円でやってみよう」

 

そう言うと、彼は満足そうな表情を浮かべました。私は最後に、「後悔しても知らないからね」とだけ伝えましたが、彼はまったく気にしていない様子でした。

 

翌朝――。

 

真夏の暑さで目を覚ました彼は、エアコンをつけようとしました。しかしエアコンは動きません。

 

「壊れたのか?」

 

そう騒ぐ彼に私は淡々と答えました。

 

「電気代を節約しなきゃいけないでしょ。月3万円なんだから」

 

エアコンは故障していたわけではありません。コンセントを引っこ抜いておいたのです。

 

さらに朝食として出したのは、ごく少量の白米と漬物だけ。食費を極限まで抑えるなら、こうなるのが現実です。

 

彼は見るなり顔をしかめました。

 

「ふざけてるのか?」

 

「月3万円で生活するなら、このくらいになると思うけど」と私が返すと、彼は不満そうな表情を浮かべながら出勤準備を始めました。

 

ところが今度はスマートフォンの充電が切れていることに気付き、また大騒ぎ。

 

エアコン同様、私は夜のうちに使用頻度の低い家電のコンセントを抜いていたのです。そのことを説明すると、彼はついに激怒しました。

 

 

別れを決意した瞬間

彼は怒りに任せて暴言を吐きました。

 

「もう別れる!」
「お前なんか一生結婚できないだろ!」

 

その言葉を聞いた瞬間、不思議なくらい気持ちが冷静になった私。

 

たしかに当時の私は自分に自信がなく、恋愛経験も多いほうではありませんでした。それでも、この人と一生暮らしていく未来は想像できませんでした。

 

私はその場で別れを告げ、同棲の話も白紙に。その後、母から彼のお母さんに事情を伝えてもらうと、驚いたことに、「私が月3万円で家計を回していた? そんなわけないじゃない。何を勘違いしているんだか……」と苦笑されたそうです。

 

さらに、「息子が非常識なことを言って本当に申し訳ない」「息子にしっかり現実を伝えておく」と何度も謝罪してくれたそう。

 

私は母を通じて、彼のお母さんにお礼と、二度と復縁するつもりはないことをはっきり伝えました。

 

別れのあとに訪れた幸せ

別れた直後は落ち込むばかりでした。しかし時間が経つにつれ、自分でも驚くほど気持ちが軽くなっていったのです。

 

私がフリーなことを知った職場の人や友人の紹介を通じて、新しい出会いも増えました。

 

そんななか出会った後輩の男性と交際するようになり、数年後に結婚。夫はとても堅実な人です。家を購入するときも夫婦で話し合いながら計画を立て、生活費の負担や家事、子育てもお互いに協力し合っています。

 

あのとき違和感を見過ごして結婚していたら、きっと後悔していたでしょう。結婚相手を選ぶときは、好きという気持ちだけではなく、金銭感覚や価値観が合うかどうかも大切だと実感した出来事でした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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