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自分のころとは違う?進学率と大学授業料の最新動向

 

試算上は大学全入時代と言われる昨今。わが子は大学まで行かせたいと思われる親御さんも多いのではないでしょうか。

ところで、自分たちの大学の頃の学費より、学費がかなりあがっていることをご存知ですか?自分たちの頃の学費を目安に考えていると、わが子を大学に入れられない、なんてことがあるかも!?

 

大学進学率は20年で11.3%上昇!最近は横ばい傾向に


文部科学省『学校基本調査』によりますと、今から20年前の平成7年度の大学・短大進学率は45.2%だったの対し、平成27年度の大学・短大進学率は56.5%となり、20年前と比べて11.3%高い水準となっています。ここ数年だけを見ると、平成22年の57.7%をピークにほぼ横ばい傾向にあります。

また、専門学校・高等専修学校を含むと進学率は80.0%まで上がります(平成26年度)。

教育費を準備するには、どの年齢までお子さんが進学するかを考える必要がありますので、参考にしてみてください。

 

 

学費は物価より上がりやすい!国立大学の授業料は20年で19.9%の上昇


学費は物価より上がりやすい傾向にあります。消費者物価指数(総合)は平成7年と平成27年の7月を比較すると2.8%上昇しているのに対し、国立大学の平均授業料は446,700円から535,800円と19.9%上昇しています。
私立大学の平均授業料は平成4年と平成24年の比較になりますが、668,460円から859,367円と20年間で28.6%上昇しています。

いずれにしても、通常の物価より上がりやすい傾向にありますので、教育費の準備をする際にはその上昇率も考慮しないと、実際に必要な学費に足りないといった事態が起こる可能性もあります。

上昇率を考慮して積立をするか、利回りの良い投資をする等の対応も教育費を準備するのに必要な考え方と言えます。

 


1級FP技能士、CFP。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等、多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。

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