大人たちの顔色をうかがい、必死に我慢を重ねていたカイトくんたちでしたが、修学旅行の予定をゆめくんに壊されたことで限界を迎えます。帰宅後、泣きながら「なんで俺たちばっかりこんな目に遭うの……?」と泣くカイトくんを見たお母さんは、ついに校長先生を交えた話し合いをすることを決意しました。
迎えた話し合いの日。校長先生の前で、子どもたちは「一緒にいたくないだけ」「ずっと我慢してきた」と本当の気持ちを告白します。担任の古川先生もついに「いじめがあるとは言えない」と認めました。
さらに校長先生は、苦手な相手との友人関係を大人が強制してはいけないと判断。今後はカイトくんたちに、ゆめくんとの関わりを無理に求めないよう言い渡します。思い通りにならない現実に直面したゆめくんのお母さんは、ついに逆上して……。
平行線だった話し合いはついに決着へ……

















校長先生が「このクラスにいじめはなかった」と判断すると、ゆめくんのお母さんは「いじめを隠蔽するんですね! 教育委員会に訴えます!」と激怒。しかし校長先生は「構いません。一人ひとりの話を聞いた上で判断しました」と毅然と答えました。
それでもお母さんは処罰を求めますが、校長先生はゆめくんが「一緒にいたい」と話していた点を挙げ、いじめとは言えないと指摘。古川先生も「仲間外れはいけないと思うあまり、判断を誤ってしまった」と認め、カイトくんたちに「あなたたちは悪くありません。ごめんなさいね」と謝罪しました。
納得できないゆめくんのお母さんは、その後も学校側を責め続けます。話し合いが平行線となったため、カイトくんたち親子は先に帰ることに。友人関係を強制されなくなった子どもたちは喜び、保護者たちもようやく安堵します。一方、その後ゆめくんは学校を休むようになり、1カ月が過ぎるのでした。
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子ども同士の関係に悩みが生じたとき、大人に求められるのは「誰かを無理に合わせること」ではなく、それぞれの気持ちに丁寧に向き合う姿勢ではないでしょうか。
子どもはまだ自分の感情や人との距離感をうまく言葉にできないことも多く、大人の関わり方一つで安心感も不安も大きく変わります。だからこそ、「どうしてそう感じたのか」「本当はどうしたいのか」を一緒に考え、無理のない関係の築き方を見つけていくことが大切です。
また、誰かに我慢を強いるのではなく、それぞれが安心して過ごせる環境を整えることも大人の役割です。子どもたちが自分らしくいられるように、周囲の大人が寄り添いながら支えていきたいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
