夫曰く、仕事が忙しいとのこと。しばらくは、朝食の用意だけしてくれればいいと言われました。どうやら、寝に帰ってくるだけの生活になるようです。
それも繁忙期の今だけなので、辛抱してほしいと夫は言っていました。
「孫が楽しみ♪」義母からの連絡
ある日、義母からテンションの高いメッセージが送られてきました。
「妊娠おめでとう!!!」「孫の顔を見るのが待ちきれないわ♡」
突然のことに私は少し動揺してしまいました。なぜなら私は妊娠していません。
「誰が妊娠したんですか?」
と返すと、「隠さなくていいのよ」と義母。そう言われても、本当に私は妊娠などしていないのです。
義母が目にしたものは?
よくよく話を聞くと、義母は商業施設の中にあるベビー用品店で夫を見かけたそう。しつこく問いただしたところ、「孫ができる」と夫が言ったとのことでした。
その話は私にしないよう固く口止めされていたようですが、いてもたってもいられず連絡をしたと話します。
一体どういうことでしょう……。帰りの遅い夫に疑いを持っていたこともあり、探偵に浮気調査を依頼することにしました。
義母は「もし不貞が本当なら絶対に許せない」と憤っています。というのも、義母自身がかつて義父の不倫を理由に離婚しているのです。
夫の“信じられない提案”に絶句!その後
それから1週間。ついに不倫調査の結果が出ました。結果はクロ。私は覚悟を決め、行動に移すことにしました。
決行当日、帰宅した夫から慌てた様子で連絡が入りました。家の中から、私の物が一切なくなっていたからでしょう。
独身時代から使っていた電化製品や家具をすべて運び出し、家はほとんど空っぽの状態。あまりの変わりように、夫は言葉を失ったようです。
電話越しに私が「離婚したい」と伝えると、夫は拒否しました。しかし、私が「あなたの秘密の生活を知っている」と告げると、受話器の向こうで途端に黙り込みました。
なんと、夫には不倫相手がいたばかりか、その相手はすでに子どもを出産していたのです。
これが繁忙期の秘密です。探偵事務所からの報告書で、証拠写真や動画をいくつも確認しました。
夫の裏切り
「酔った勢いでたった一度の過ちだった」「本能に流されただけで、気持ちはなかった」──夫はそう言いました。
相手を妊娠させておいて、よくそんな身勝手な言い訳ができるなと呆れ果ててしまいます。本当に大切な人を傷つけたくないのなら、そもそも本能に流されるはずがありません。
とはいえ、彼が相手を妊娠させたという事実は消せません。育てることはできないと伝えたものの、不倫相手は「産む」と言い張り、こう言ったそうです。「出産まで寄り添ってくれたら、奥さんには黙っておいてあげる」と──。
もちろんそれは建前に過ぎず、不倫相手は出産を終えたあとも「奥さんにバラす」と脅し、一緒にいようと要求しているようでした。
「もう二度と不倫はしない」「やり直したい」と懇願してきた夫ですが、戻るつもりは一切ありません。現在は弁護士を間に挟み、離婚に向けた話し合いを進めています。
ちなみに、夫が義母に「孫ができる」などと話してしまったのは、孫を切望していた義母なら、たとえ不倫相手の子どもでも喜んでくれると考えたからだそうです。不倫相手が出産した後、こっそり紹介するつもりだったというので呆れてしまいます。
そんな夫に義母は激怒!「縁を切る」と言われています。
最低な男性であることは間違いありませんが、子どもにとってはパパ。せめて子どもにだけは、誠実に向き合ってほしいと願うばかりです。
◇ ◇ ◇
どんな理由があれ、子どもを授かり親になった以上、その責任から逃げることは決して許されませんよね。自分の犯した過ちの重大さを自覚し、父親としての義務をしっかりと果たしていってほしいものです。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。