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「寝不足だろう」頭痛を見過ごしていた私に突然のめまい。受診して知った病気とは【医師解説あり】

仕事が忙しく、体の違和感があっても、深く考えずにやり過ごしていた時期がありました。その判断が間違いだったと気付いたのは、ある日突然の体調不良がきっかけでした。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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見過ごしていた違和感

社会人3年目のころ、自分の体より仕事を優先するのが当然だと思っていました。疲労や頭痛が慢性的に続いていたものの、仕事が忙しかったこともあり、「単なる寝不足やストレスだろう」と考えていました。

 

病院には行かず、市販薬でやり過ごす日々が続いていましたが、今振り返ると、それは大きな油断だったのだと思います。

 

会議中の突然のめまい

ある日、会議中に突然めまいが起こり、その場に立っていられなくなりました。視界が揺れ、体の力が抜けていく感覚に強い不安を覚え、これまでとは違う異変をはっきりと感じました。

 

上司に勧められて病院を受診すると、血液検査などの結果から「甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンが過剰になることで、動悸や疲れやすさ、発汗の増加などが見られることのある病気)」と診断されました。原因には自己免疫が関係するタイプもあると知り、戸惑いと驚きが入り混じるような感覚でした。

 

 

不調の正体に気付いて

治療を始めてから、それまで当たり前だと思っていた疲労や頭痛が、病気と関係していた可能性を少しずつ理解できるようになりました。同時に、自分の体の異変を軽く見ていたことへの後悔も強くなりました。

 

無理をすることが美徳だと思い込んでいた自分の考え方が、結果的に受診のタイミングを遅らせていたのだと実感しました。

 

まとめ

あのときの出来事を振り返るたびに、不調を「疲れのせい」と決めつけていた自分を思い出します。後悔は残っていますが、この経験が、自分の体の変化を見過ごさずに受け止める大切さを考えるきっかけになりました。これからは、忙しさに流されるのではなく、自分の状態にも目を向けながら過ごしていきたいです。

 

医師による解説:疲れや動悸の裏に病気が隠れることも

疲れやすさや動悸、発汗の増加などは、忙しさやストレスによる不調と思われがちですが、甲状腺機能亢進症のような病気が関係していることもあります。甲状腺機能亢進症にはいくつかの原因があり、代表的なものの一つがバセドウ病です。症状が続くときや、いつもと違う強い不調があるときに、受診をきっかけに原因がわかることもあります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)

著者:新井瀬名/20代女性・会社員

イラスト:藤まる

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

 

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