菊池大和先生の記事

著者プロファイル

医師

菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

記事(106)
「ウソだろ…」孫の看病中に倒れた父。「CT検査は異常なし」から一転、まさかの診断が【体験談】
「ウソだろ…」孫の看病中に倒れた父。「CT検査は異常なし」から一転、まさかの診断が【体験談】
現在施設に入所している80代後半の父は、75歳のときにあることをきっかけにアルツハイマー型認知症(脳の神経細胞が減り、脳が小さく萎縮することで症状が現れる認知症)との診断を受けました。当時の父は体のあちこちが痛むようになったと言いつつも年齢の割に足腰が丈夫で体力もあり、定年退職後は初孫である私の息子の相手や、自治会活動、地域でのボランティア活動を楽しんでおり、家族には青天の霹靂(へきれき)でした。
「ウソでしょ…」元気な両親が立て続けに骨折!?介護生活が突然始まって【体験談】
「ウソでしょ…」元気な両親が立て続けに骨折!?介護生活が突然始まって【体験談】
私の両親は、ウォーキングや地域の仲間とのゴルフなど、日々活動的に楽しんでいました。そんなある日、父の友人から父が足を骨折したと連絡を受け駆けつけると、母も足を捻挫していました。幸い母は軽傷で済んだはずが、その後、母も骨折。両親の介護を一手にすることになりました。
「まさか火のそばに洗濯物!?」父の異変に気付けなかった私たちの後悔【体験談】
「まさか火のそばに洗濯物!?」父の異変に気付けなかった私たちの後悔【体験談】
自分の父が、少しずつ様子がおかしくなっていたのに、なかなか認めることができずにいました。「ちょっとぼんやりしてるだけ」「ちょっとうっかりしただけ」なんて思い、深刻に考えていなかったのです。父が認知症になって、あやうく自宅が火事になる寸前だった事件のお話です。
「えっ、救急車で!?」介護中の父が転倒し救急搬送…家族が直面した現実とは【体験談】
「えっ、救急車で!?」介護中の父が転倒し救急搬送…家族が直面した現実とは【体験談】
2023年に両親が他界するまでの5年間、週末に車で片道1時間半かけて実家に通い両親の介護をしていた私。当時40代後半だった私は、自分も年齢による体力の限界を感じつつ、アルツハイマー型認知症の父と車椅子生活の母の2人を介護していたのでした。今回は、介護サービスを利用する父の生活が軌道に乗り、ひと安心した矢先に父が転倒、救急車で病院に運ばれたときのことをお話しします。
「連絡が取れない…」異変に気付いた後輩がいなかったら…単身赴任中のまさかの出来事【体験談】
「連絡が取れない…」異変に気付いた後輩がいなかったら…単身赴任中のまさかの出来事【体験談】
数年前、北陸地方に単身赴任していたときのことです。当時私は50歳を過ぎており、もともと高血圧の持病があったため、健康には気をつけていたつもりでした。ただ、寒冷地での生活は初めてで、冬の厳しい寒さや大量の降雪には正直とても戸惑っていました。
「胸が痛い…!」突然襲った強い痛みで受診するも原因不明?つらい胸痛が消えた理由とは【体験談】
「胸が痛い…!」突然襲った強い痛みで受診するも原因不明?つらい胸痛が消えた理由とは【体験談】
数年前から胸の痛みに悩まされてきました。始まりは家族でサッカー観戦をした後のこと。締め付けられるような強い胸の痛みに襲われたのです。1、2分ほどですぐに治まりましたが、痛みの余韻が違和感として残りました。病院の救急外来を受診しましたが、症状が治まってしまうとはっきりしたことがわからないそうです。その日は循環器内科を予約し、帰宅することになりました。
ずっと仲良しだったのに…夫婦喧嘩の原因は「加齢」だった!?【体験談】
ずっと仲良しだったのに…夫婦喧嘩の原因は「加齢」だった!?【体験談】
私が20歳のころに付き合い始め、20年以上連れ添ってきた夫は私と同じ43歳。喧嘩はしますが、めったに声を荒げない夫とは仲良く過ごしてきました。しかし、お互い40代になってからささいな口論が増えるようになってしまったのです。原因を探る中で、加齢による衰えが夫婦関係にも影響することを実感した体験談です。
「40度の発熱が4日も…」年末から家族間で発熱が続き、寝正月になった私が感じた回復力の差とは【体験談】
「40度の発熱が4日も…」年末から家族間で発熱が続き、寝正月になった私が感じた回復力の差とは【体験談】
クリスマスぐらいから、5歳の次男が体調を崩しました。年越しの準備をしていると9歳の次女と私が同時に発熱、そして20歳の長男までが立て続けに寝込んでしまいました。子どもたちが回復に向かうのを見ていると、私もそろそろ回復するかと思っていたら……。
「え、ふざけてるの!?」私が初めて認知症を身近に感じた瞬間【体験談】
「え、ふざけてるの!?」私が初めて認知症を身近に感じた瞬間【体験談】
先日、ひと回り年下の同僚が「祖母が認知症を発症してから初めて祖母に会った。認知症のことは聞いていたし、覚悟もしていたが、とてもショックだった」と話していました。よくよく話を聞いてみると、彼女は認知症の人と接したことがそれまで一度もなかったとのこと。そんな同僚と話していて、私が初めて認知症を身近に感じたときのことを思い出しました。
PICKUP