菊池大和先生の記事

著者プロファイル

医師

菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

記事(127)
「絶対に行かない!」デイサービスを拒否した認知症の母が、喜んで通うようになったワケ【体験談】
「絶対に行かない!」デイサービスを拒否した認知症の母が、喜んで通うようになったワケ【体験談】
長野県の田舎町で1人暮らしをする89歳の母は、昨年の夏、手首の骨折入院をきっかけに軽度の認知症がわかりました。退院後の生活を案じ、隣町に住む兄が手続きをして週2回のデイサービスを受けられることになりましたが、母は「絶対に行かない!」と頑なに拒否し、施設のお迎えも追い返していました。この半年で母に起こった心の変化についてお話しします。
「倒れてたの…?」廊下で血を流す父を見つけた朝、私が決意したこと【体験談】
「倒れてたの…?」廊下で血を流す父を見つけた朝、私が決意したこと【体験談】
現在、施設に入所している80代後半の父。2010年に初期のアルツハイマー型認知症と診断され、進行を遅らせる薬を服用し、デイサービス(利用者が自宅で自立した日常生活を送れるよう、食事や入浴などの支援が中心の介護サービス)を利用しながら在宅介護をしてきました。発症から10年経った2020年、アルツハイマー型認知症は確実に進行し、しかもコロナ禍の影響でデイサービスの利用もままならず、新たに訪問看護を利用することとなりました。
「誰なの…?」面会制限の果てに見た祖母の変化。コロナ禍が奪った温もり【体験談】
「誰なの…?」面会制限の果てに見た祖母の変化。コロナ禍が奪った温もり【体験談】
私の祖母はコロナ禍の前から介護施設に入居しています。デイサービス用の階と、短期滞在用の階、長期滞在用の階、居住用の階に分かれている施設で、祖母がいるのは居住用の階です。自宅介護の時期を経てそちらの施設に入居しました。新型コロナの流行によって祖母の様子もすっかり変わってしまいました。
「膝が悲鳴を上げた日」大好きなテニスを失った私が再び笑えた理由【体験談】
「膝が悲鳴を上げた日」大好きなテニスを失った私が再び笑えた理由【体験談】
年を重ねるにつれて、今まで可能だったことがだんだんとできなくなっていくさびしさがあります。趣味だったテニスも体の痛みから引退を考えることに。体力の衰えを感じて落ち込みましたが、趣味の代わりに新たな楽しみを見つけることができました。その楽しみとは……。
「シニアでもできた」ウォーキングと自転車で実感。年齢を味方にする始め方と継続のコツ【体験談】
「シニアでもできた」ウォーキングと自転車で実感。年齢を味方にする始め方と継続のコツ【体験談】
年齢を重ねてくると、体力や筋力が落ちてくるのは仕方ないことだとあきらめていました。しかし、できる運動を継続すれば、長く健康が維持できるのではないかと考えた私。実際、年齢を重ねても続けられる運動を実践したことで、体の変化を感じました。
「トイレに入った祖母の様子がおかしい…」工具で扉を撤去した先に見えたものは【体験談】
「トイレに入った祖母の様子がおかしい…」工具で扉を撤去した先に見えたものは【体験談】
私には現在施設にお世話になっている祖母がいます。祖母は施設に入る前、昔ながらの近所付き合いが残っている地域で、数軒先の面倒見の良い方やヘルパーさん、隣の市に住んでいる母の力を借りて自宅で独居生活をしていました。私もたまに顔を出していたのですが、ある日、救急車を呼ぶ事態に直面しました。
「年齢のせいだろう」と思い込んだ私…家事中に倒れ判明した意外すぎる病気の正体【体験談】
「年齢のせいだろう」と思い込んだ私…家事中に倒れ判明した意外すぎる病気の正体【体験談】
50代半ばを迎えた私は、少し動いただけでも息切れや動悸が起こり、横になって過ごす時間が増えていきました。「年齢のせいだろう」と自分に言い聞かせながら、病院に行くこともなく日々をやり過ごしていました。ところがある日、思いもよらない事態に直面したのです。
医師からのアドバイスも完全スルー!?言い訳ばかりの義母にイラッ #頑張り過ぎない介護 231
医師からのアドバイスも完全スルー!?言い訳ばかりの義母にイラッ #頑張り過ぎない介護 231
「頑張り過ぎない介護」第231話。一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。 今日はデイケアの日。……ですが、義母は朝から体調不良アピールをして、そのままデイケアはお休みをすることに。そして、むくみ対策の薬が手元にないと訴え、病院に行きたい様子。しかし、自分からハッキリ言ってこないので、まる子さんもそのまま放置していました。すると、しばらくして義母から「病院に行く」と言われたのですが、今度は行く時間が決まりません……。まる子さんがあえて何も言わずにいると、最終的には義母が自分で時間を決めていましたが、相変わらず何も決められない様子を見て、まる子さんはあきれていたのでした。
「家じゃない!帰りたい…」夕暮れ症候群の夕方、義母が落ち着きを取り戻した方法とは【体験談】
「家じゃない!帰りたい…」夕暮れ症候群の夕方、義母が落ち着きを取り戻した方法とは【体験談】
認知症の義母は、夕方になると、不安からか表情が険しくなったり同じ言動を繰り返したりして手がつけられなくなります。しかし童謡を流して一緒に歌ってみたところ、気分転換になったようで表情が明るくなりました。音楽の効果で認知症の症状も落ち着いたようだったので、今回はそのときのことをお話しします。
「まさか…血栓?」リハビリ優等生の義母が退院後にエコノミークラス症候群寸前に【体験談】
「まさか…血栓?」リハビリ優等生の義母が退院後にエコノミークラス症候群寸前に【体験談】
転倒して膝を強打し、人工膝関節手術をおこなった義母。頑張り屋の義母は、術後のリハビリにも積極的に取り組んでいました。しかし退院後、医師に「家でも横になって足を上げて休むように」と言われたにもかかわらず、昼間横になることに抵抗を覚える母は素直に応じず、そのせいでエコノミー症候群の危機が訪れるまでに……。義母の性格に寄り添った声かけによって、うまく危機を回避した同居嫁の体験談です。
「手術は絶対に嫌だ!」認知症の父が寝たきりになるかも…迷いの末に全身麻酔手術を決断【体験談】
「手術は絶対に嫌だ!」認知症の父が寝たきりになるかも…迷いの末に全身麻酔手術を決断【体験談】
現在施設に入所している80代後半の父。2010年に初期のアルツハイマー型認知症と診断され要介護認定を受け、担当のケアマネジャーさんが決定し、デイサービス(利用者が自宅で自立した日常生活を送れるよう、食事や入浴などの支援が中心の介護サービス)の利用を開始しました。それから数年後、足腰が丈夫だった父の身に今後歩行が難しくなるかもしれないという事態が生じました。
「あなたたち出ていって!」いつもやさしかった祖母が同居を始めると一変!祖母の異変とは
「あなたたち出ていって!」いつもやさしかった祖母が同居を始めると一変!祖母の異変とは
30代後半の友人は、夫の実家で義父母と同居して暮らしていましたが、4人目の出産を機に義父母との同居をやめることに。これまで誰よりも親身になって寄り添ってくれた祖母の存在を頼りに、祖母が1人で住む家へ家族で引っ越しました。しかし、いざ暮らし始めると、いつもやさしかったはずの祖母が豹変して……。
PICKUP