「財布忘れた〜」“たかり屋ママ”が一言→高級旅館で返り討ちに!

4年前、夫が急逝しました。娘はまだ0歳で、当時はこれからどう生きていけばいいのかと、目の前が真っ暗になったのを覚えています。ですが、夫が遺してくれた「笑顔を絶やさないで」という言葉を支えに、私は必死に前を向きました。娘との生活を守るため、がむしゃらに働いて資格を取り、キャリアを積み上げてきました。
その甲斐あって、ようやく生活にゆとりが出てきたころのことです。娘が通う幼稚園で、あるママ友と出会いました。
150円すら返さない「たかり屋ママ」
彼女は、ママ友の間でも有名な「たかり屋」でした。きっかけは、スーパーで偶然会ったときのことです。「小銭が足りないから150円貸して」と言われ、軽い気持ちで貸したのですが、いつまで経っても返してくれる気配がありません。
後日、さりげなく確認してみると、彼女は悪びれもせずこう言ったのです。
「あなた、シングルだけど資格持ってバリバリ稼いでるって聞いたわよ。そんな人にとっては、はした金でしょ? 返さなくていいじゃない」
彼女にとって、私がどれだけ苦労して今の生活を手に入れたかなんて関係ありません。ただ単に、「自分よりお金を持っていそうな、都合の良いターゲット」としか思っていなかったのでしょう。
私以外にも被害に遭っている人は多く、彼女の非常識さはママ友たちの間で常に話題になっていました。
“計算尽くの体調不良”で支払いを押し付ける卑劣さ
ある週末、娘とレストランに入ると、またしても彼女の親子に遭遇しました。避ける間もなく強引に相席させられ、挙句の果てに彼女は最低な手段に出たのです。
食事が終わるころ、彼女は急に顔をしかめて「……ごめん、急におなかが痛くなってきちゃった。ちょっとお手洗いに行ってくるから、娘を見てて!」と席を立ちました。ところが、20分経っても彼女は戻ってきません。
彼女の娘さんは、母親が戻らない不安から「ママは……?」と涙を浮かべて震え始めました。私は何度も彼女のスマホに連絡を入れましたが、まったく出ません。ようやく届いたメッセージは、驚くべき内容でした。
『ごめん! 痛みがひどくて外のベンチで休んでるの。動けないから、お会計だけ済ませて娘を連れてきてくれないかな? 明日必ず返すから!』
お店は混み合い始め、店員さんの視線も気になります。泣き出しそうな彼女の娘さんと、それを見て不安がる私の娘。この場を収めるには、私が彼女たちの分まで支払うしか選択肢がありませんでした。
結局、外に出ると彼女はケロッとした顔で待っており、「助かったわー、今度返すね!」と財布すら出さずに去っていきました。
当然、「明日返す」という約束は守られず。後日会った際に話を切り出しても、「え? そんな前のことまだ覚えてるの?」「細かいな〜。そんなんだから苦労するのよ」とはぐらかされるばかり。確信犯的に踏み倒されたのだと悟り、私の怒りは限界に達していました。
幼稚園での会話を盗み聞き…旅行先にまで乱入!?
その後、決定的な事件は、仲の良いママ友たち数家族で計画していた子連れ旅行で起きました。このときは少し奮発して、いつもよりランクの高い宿を予約したので、楽しみにしていたのですが……。
当日、旅館の入り口で彼女が当然のような顔をして、娘さんを連れて立っていたのです。一同は驚きのあまり言葉を失いました。
彼女は私たちを見るなり、「あら、奇遇ね! もしかして皆さんもここに泊まるの? 偶然だわ~!」とわざとらしく声をかけてきたのです。
もちろん、そんな偶然あるはずがありません。思い返せば、幼稚園のロビーで私たちが手作りの旅行のしおりを見ながら打ち合わせをしていたとき、すぐ後ろに彼女がいました。あのとき、詳細を盗み聞きして、同じ日程で自分たち親子の分も予約を入れたのでしょう。
彼女はそのまま強引に私たちのグループに混ざると、チェックインの直前にさらりと言い放ちました。
「ここまで車を運転して来たんだけど、慌てて家を出てきたから財布忘れちゃった! 悪いけど、宿代立て替えておいてね♪」
先日、レストランで私が代わりに支払ったこともあり、きっと彼女は「高級旅館のロビーで揉めるのは恥ずかしいはず。私が困ったふりをすれば、また彼女が渋々払ってくれる」と踏んでいたのでしょう。
卑劣なママ友への制裁!
またしても奢られる気満々の態度に、せっかくの旅行を台無しにされた私たちは、もう彼女の支払いを立て替えることはしないと決めました。大人なのですから、財布を忘れても、家族に助けを求めるなどして解決できるはずです。
翌朝、私たちは彼女がまだ寝ているであろう時間に、かなり早起きをして自分たちの分だけの支払いを済ませ、チェックアウト。その後は予定通り、観光を楽しんでから帰宅しました。
そして翌日、幼稚園のお迎え時のこと。彼女は顔を真っ赤にして、他の保護者もいる前で私たちに怒鳴り込んできました。
「あんたたちのせいで、カードで支払うハメになったじゃない! 夫にバレたらどうしてくれるのよ!」
その言葉で、「財布を忘れたから支払えない」というのが真っ赤な嘘だったことが確定しました。最初から自分のお金を使う気がなかったのです。
たかり屋ママの自業自得な末路
ですが、彼女の暴走もここまで。実は今回の旅行前から、彼女の被害に遭っていた別のママ友が、旦那さん同士が同僚だった縁を頼りに、彼女の旦那さんに「相談」というかたちで、これまでの件を伝えてくれていたのです。
「一度、現場を直接見てほしい」という私たちの願いを聞き入れ、彼女の旦那さんは仕事を早退し、幼稚園へ駆けつけてくれていました。
奥から旦那さんが姿を現すと、彼女はみるみるうちに青ざめました。これまで彼女が周囲にしてきた「たかり」の数々。すべてを伝えると、旦那さんは震える声で彼女を問い詰めました。
「生活費も、自由に使っていい小遣いも、人より多めに渡していたはずだ。最近やたらブランド品を買い込んでいたよな? 必要な支払いを人に押し付けて、浮いたお金で買っていたんだろ?」
旦那さんはその場で私たち全員に深く頭を下げ、「これまでの未返金分はすべて私からお支払いします」と約束してくれました。そして彼女に向き直ると、冷ややかな目で「恥を知れよ。今後のことは帰ってから話すぞ」と言い放ち、泣きじゃくる娘さんの手を引いて去っていきました。
◇ ◇ ◇
その後、旦那さんからはきちんと全額返金がありましたが、彼女は実家へ帰り、現在は離婚協議中だと風の噂で聞きました。他人の善意を搾取し、自分の欲望を満たすためだけに利用した彼女。その身勝手な振る舞いが招いた代償は、あまりにも大きなものでした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、同じ幼稚園に通うママ友に振り回された女性が登場します。少額の立て替えを返してもらえないだけでなく、レストランの会計まで押し付けられていた女性。そんな中、ママ友は旅行の予定を盗み聞きし、高級旅館にまで現れます。さらに「財布を忘れた」と言い、宿代まで立て替えさせようとして……。
続く2つ目のエピソードでは、義姉から突然、温泉旅行に誘われた女性が登場します。旅行自体は楽しく終わったものの、後日、義姉から請求された旅費は不自然なほど高額でした。違和感を覚えた女性が義兄に確認すると……。
「旅費は1人5万円よ!」義姉からの高額請求⇒真実を暴いた結果、義姉は顔面蒼白に!

子ども同士の年齢が近いこともあり、以前から家族ぐるみのお付き合いをしていた義姉夫婦。しかし、義姉はお金に対して少しシビアなところがあり、たびたび周囲を困惑させることがありました。
心のこもった手作りプレゼントへの文句
ある日、義姉夫婦の息子のお誕生日会に私たち家族も招待されました。まるできょうだいのように仲の良い義姉の息子と私たちの娘。娘は1週間くらい前から張り切って、プレゼント用のクッキー作りをひたすら練習していました。そして当日、一番よく焼けたクッキーを渡すと、義姉の息子は大喜びしてくれたのです。
しかし、誕生日会の数日後、義姉から「正直に言うけど、あのプレゼント……ちょっと物足りなかったの」と連絡がきました。
「娘さんの気持ちはすごくうれしいんだけど、形に残らないものってさみしくない?」「お金をかけてないプレゼントってちょっと非常識じゃないかな?親しき仲にも礼儀ありっていうし、もう少しちゃんとしたものを用意してくれない?たとえば、この間出たあのロボットのおもちゃとか」
義姉が提案してきたおもちゃは、3万円もする高級なものでした。保育園児にあげるには高価すぎるおもちゃです。
私が困っていると、「あなたたち共働きじゃない!うちと比べて余裕があるはずよ!」と義姉。たしかにうちは共働きですが、娘の将来の教育や習いごとのために貯金をしているため、決して余裕があるわけではありませんでした。
「プレゼントの価値はお金じゃないと思うんです」「娘の気持ちも大切にしたいので、今回はこのままでお願いできませんか?」と言うと、「そこまで言うならしょうがないわね。すごくがっかりしたけど、我慢してあげるわよ!」としぶしぶ納得してくれた義姉。
「次からはちゃんとしたものを頼むわよ?」と言う義姉に、私はため息をつくほかありませんでした。
突然の温泉旅行と不自然な提案
プレゼントの一件があった翌日、再び義姉から連絡がありました。義姉は機嫌よく、「今度みんなで一泊二日の温泉旅行に行かない?」「子連れにやさしくて、良さそうな旅館を見つけたの!」と提案してきたのです。
「それは素敵ですね!」と言うと、「じゃあ決まりね!今月末は開けておいてね!」と義姉。あまりにいきなりだったので、私はびっくりしてしまいました。
「こないだの息子の誕生日会のこと、まだ気になっててね……」「もらったクッキーも食べちゃって、手元になにもなくて息子がかわいそうなの」「だからもっと素敵な思い出を作りたいなって思って!」
娘ががんばって作ったクッキーを再度そんなふうに言われて戸惑ってしまい「精一杯の気持ちを込めたつもりだったんですけどね……」とだけ返しました。
「もちろん、気持ちはうれしかったわよ?でも、やっぱり特別な思い出づくりは必要だと思うの!」と義姉。そして、義姉は「手配は全部私に任せて!」と言い出したのです。
いつも「予約が苦手」と言って、お店の予約をすべてわたしに押し付けていた義姉でしたが「今回は私から誘ったんだし!」と言う義姉に任せることにしました。
不自然な高額請求と、義兄への相談
楽しい温泉旅行から帰ってきた翌日――。
「早速だけど、旅費を回収してもいいかな?」と連絡してきた義姉。「もちろんです、いくらでしたか?」と聞くと、義姉は「1人5万円だったから、あなたたち家族3人分で15万円ね。立て替えている分だから、できれば今週末までに振り込んでもらえる?」と言ってきたのです。
私はあまりの高額請求に驚いてしまいました。たしかに素敵な旅館でしたが、1泊の宿泊費として1人5万円は高すぎます。
ここで義姉に直接内訳を問い詰めても、また言いくるめられてしまうかもしれないと考えた私は、義姉には「了解です! 夫と相談して振り込みますね」とだけ伝え、義兄に直接連絡を取ることにしました。
「お義兄さん、今回の旅行代としてお義姉さんから15万円請求されているのですが、お間違い無いでしょうか? 実は以前、息子さんへのプレゼントとして3万円のおもちゃも指定されていて……。もし家計のことで何かご事情があるなら相談に乗りますが、わが家もいきなり15万円は厳しくて」
義兄の口から語られた真実
私の言葉を聞いた義兄は、電話口で絶句しました。
「えっ……15万円!? ちょっと待ってくれ。今回の旅行代は総額で18万円で、俺はうちの家族分の9万円をすでにあいつに渡しているんだぞ!?」
義兄の話によると、宿泊費は2家族分で18万円。半分ずつ負担する約束で、義兄はすでに自分たちの分の9万円を義姉に預けていたそうです。
さらに義兄は怒りに震えた声で続けました。
「それに、あの3万円のおもちゃも『俺たちからのプレゼントとして買っておいてくれ』ってあいつにお金を渡して頼んだんだ!」「あいつからはまだ配送が遅れていて……としか聞いてなかったが……」
ここで初めて、義姉の恐ろしい嘘がすべて繋がりました。義姉は義兄から預かった「おもちゃ代」と「旅行代」を自分の個人的な買い物などに使い込んでしまっていたのです。そして、その穴埋めをするために私に高いおもちゃを買わせようとし、それが失敗すると、今度は旅行代を不当に高く請求して、私たち家族からお金を補填させようとしていたのでした。
「君たちに嫌な思いをさせて本当に申し訳なかった。あとは俺があいつと話をつけるよ。旅費の正しい金額も、後で俺から連絡する」と義兄は深く謝罪し、電話を切りました。
義姉が隠していた真実と夫婦の結末
その後――。
義兄が義姉を問い詰めると、義姉は観念したように、預かっていた「おもちゃ代」と「旅行代」を自分の個人的な買い物などに使い込んでいたことを認めました。
義兄がさらに詳しく問い詰めた結果、義姉の雑な家計管理や、今回に限らない貯金の使い込みまで発覚。
今回に限ったことではなかったようで、義兄は激怒。義姉は反省の色を見せず言い訳を繰り返したため、義兄から実家に帰るよう促されてしまいました。現在、2人は離婚に向けての話し合いを進めているそうです。
義兄夫婦の息子は、話し合いの間、義兄が面倒を見ることに。義兄は仕事が忙しい人なので、うちで義兄の息子を預かることも増えました。娘は「一緒にお泊まりできてうれしい!」と大喜び。義姉に思うところはありますが、前よりも仲良くなった子どもたちを見て、私たち夫婦は幸せな気持ちになっています。
◇ ◇ ◇
身内だからこそ、お金のやり取りや気遣いには誠実さが大切ですよね。子どもの純粋な気持ちを踏みにじり、自分の身勝手な行動の穴埋めを他人に押し付けようとした結果、大切な家族からの信頼を失ってしまったエピソードでした。親しい間柄であっても「親しき仲にも礼儀あり」を忘れず、お互いに思いやりを持って心地よい関係を築いていきたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、旅行代をめぐって、人の財布をあてにした相手に現実を突きつけた女性たちのエピソードをご紹介しました。
宿代を立て替えさせようとしたり、実際より高い旅費を請求したりと、本来自分が負担すべきお金を相手に背負わせようとする行動には驚かされます。相手が断りづらい状況にいることを利用して、「払ってもらえるはず」と勝手に期待する姿勢は、信頼を失って当然でしょう。
お金のやり取りは、どんな相手に対しても慎重にしたいものです。相手に悪いからと我慢するのではなく、不自然な請求にはきちんと確認し、必要なところで線を引くことの大切さを考えさせられるエピソードでした。