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仮歯を外した瞬間、「何とも言えない悪臭」。7年歯科を後回しにした結果とは【医師監修】

特に歯の痛みがないと、歯医者に行く機会はつい後回しになりがちです。けれど虫歯は目に見えない部分で進行することもあり、さらに歯周病や歯茎の炎症などが起こっていることも。この記事では3人の口腔トラブルの体験談を紹介します。歯医者から足が遠のくことで起こってしまうリスクとは?

 

奥歯の治療中、嫌な予感が…

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あるとき、奥歯が大きく欠けてしまった私。7年ぶりの歯科医院は、正直気が重かったです。欠けた歯以外にも虫歯があるんじゃないか……そんな不安を抱えながら、近所の歯医者さんの扉を開けました。

 

欠けた奥歯は、想像以上に早く1日で治療が終わりました。しかし、ホッとしたのもつかの間、隣の歯に違和感がありました。

 

エックス線写真を見た先生から「歯の根の状態がかなり悪く、膿(うみ)もたまっています。ここまで来ると抜くしかないですね」と告げられました。やっぱり……と覚悟はしていました。口臭の原因になる可能性もあると考え、思い切って抜歯を決意しました。

 

抜歯は問題なかったのだけど…

抜いた歯の部分には、型を取って新しい歯を入れることになりました。でも、仕事が忙しくてなかなか歯科医院に行く時間が取れず……。数週間後にやっと行けたと思ったら、仮の歯を外した瞬間、何とも言えない悪臭が……!

 

先生によると、期間が空き過ぎたせいで仮歯が欠けてしまったとのこと。がっかりしましたが、もう一度治療をして型を取り直し、ようやく新しい歯が入りました。

 

実は、最初の治療後、すぐに予約を取っていましたが、急用ができてキャンセルしてしまい、ずるずると間が空いてしまいました。急用といっても、行こうと思えば行けたはず……。サボってしまったせいで、二度手間になってしまい、本当に反省しています。

 

◇◇◇◇◇

 

これからは、少しでも歯に異変を感じたら、すぐに歯科医院に行くようにしようと思っています。まだ治療が必要な虫歯が2本あるので、今度は予約をキャンセルすることなく、きちんと通院したいと思います。

 

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

 

著者:水田紀美子/50代女性・アルバイト

イラスト:きょこ

 

「口臭がちょっと気になるわ」友人からの指摘

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今から数年前、私は新米の母親として、双子の男の子を育てる日々に奮闘していました。育児は本当に喜びでいっぱいの時間でしたが、同時に私自身のケアをおろそかにしてしまうこともありました。

 

双子の育児は、予想以上に忙しく、自分の時間を見つけるのが難しいものでした。毎日のおむつ替え、授乳、そしてわずかな睡眠時間で埋まっていました。その結果、日々の口腔ケアがおろそかになり、歯磨きやデンタルフロスが省略されることが多くなりました。 

 

数カ月が経過し、私は自分の口臭が以前とは明らかに違うことに気付きました。そして、歯茎が腫れていることにも気付いたのです。それでも、歯医者に行く時間をなかなか見つけられず、状況は悪化していきました。 

 

そんなある日、友人が自宅に訪れた際、彼女は私に静かに耳打ちをしました。

 

「口臭がちょっと気になるわ。大丈夫?」

 

彼女の言葉はショックでしたが、同時に目を覚まさせてくれるものでした。

 

その後、私は歯医者に予約をし、診察を受けました。診断の結果、歯周病(細菌の感染によって引き起こされる炎症性の病気)が進行していることがわかりました。歯科医は、毎日のオーラルケアが不十分だったことも一因と説明されました。

 

◇◇◇◇◇

 

私は治療を受け、オーラルケアのルーティンを再構築しました。そして、育児をしながらでも自分自身のケアを怠らないことの重要性を学びました。私自身が健康であることが、家族にとって最も良いことだと信じています。

 

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

 

著者:中田あやこ/30代女性・主婦

イラスト:きりぷち

 

 

産後に突然の歯の痛み、原因は…

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妊娠中、自治体から産婦人科の検診券とともに、歯科検診の無料券を1枚もらいました。しかし、妊娠中はつわりや準備で忙しく、結局使わないまま出産を迎えてしまいました。出産後、この検診券が使えるのか気になりましたが、私の住む自治体では、「妊婦歯科検診は妊娠中に1回のみ受診可能」で、産後は利用できないとのことでした。

 

「歯が痛くなったらそのとき行けばいい」と軽く考えていましたが、それが大きな間違いだったと後で思い知ることになりました。

 

出産後、1週間ほど里帰りをしていたとき、突然歯がズキズキと痛みだしました。虫歯かと思い慌てて歯科医院を受診したところ、意外にも「食いしばり」が原因だと診断されました。

 

歯科医からは、ストレスや睡眠不足、生活リズムの変化などが重なると、無意識の食いしばりが起こることがあると説明されました。特に授乳や抱っこで同じ姿勢が続き、寝不足も重なることで、顎まわりに負担がかかることがあるとの説明でした。

 

さらに、2人目出産後、知覚過敏の症状が悪化。冷たいものだけでなく、温かいものでも歯がしみてしまい、毎日の食事がつらく感じるほどでした。

 

あまりの痛みに、「もう抜いてしまおうか」とさえ考えました。しかし、よく調べてみると、歯を抜くことで口腔内のバランスが崩れ、かみ合わせや他の歯への負担が増すリスクがあると知り、思いとどまりました。

 

再び歯科を受診すると、知覚過敏の可能性があると説明され、知覚過敏向けの歯磨き粉を勧められました。毎日続けて使っているうちに徐々に痛みは落ち着き、結果的に抜歯しなくても済みました。

 

◇◇◇◇◇

 

妊娠・出産で体調だけでなく、口腔内にも変化が起こるとは想像していませんでした。その結果として検診券を使わなかったことを今でも後悔しています。産後には、突然襲ってきた歯の痛みや知覚過敏にも苦労しました。でもその経験から早めに対処する大切さ、自分自身でケアする習慣づけなど、多くを学ぶことができたと思います。

 

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

 

著者:高橋 玲奈/30代主婦。夫と2人の子どもと暮らす。産後の体調管理を見直し中。

イラスト:ゆる山まげよ

 

まとめ

虫歯に加え、年齢を重ねると歯茎の衰えによるトラブルも増えてきます。人生100年時代、健やかな老後を支えるのは自分自身の歯です。一度悪化してから治療に追われるより、今の「メンテナンス」に時間を使うほうが、コストも負担もずっと軽く済みます。定期的に健診を受けて口腔内の健康を保ちたいですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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