「今夜に備えて…」が失敗の始まり
旅館に到着した初日、夕食後に大浴場へ向かいました。広いお風呂でのんびり過ごしていると、少しだけムダ毛が残っていることに気づいて……。
「今夜に備えて処理しておこう」と思い、アメニティのカミソリを使うことに。ところが、慣れないカミソリだったこともあり、手元が少し滑ってしまいました。
幸い傷は浅かったものの、Vラインに少し血がにじんでしまったのです。
絆創膏がない!売店も閉まっている…
まずは落ち着いて止血しようとしましたが、こういうときに限ってポーチの中に絆創膏はありません。
「売店なら売っているかも」と思ったものの、時計を見ると夜10時近く。売店はすでに閉店していました。
結局、その場にあったティッシュで応急処置をするしかありませんでした。仕方なく、Vラインにそっとティッシュを挟んだまま部屋へ戻ることに。
旅行先でこんな姿になっている自分がおかしくて、思わず苦笑いしてしまいました。
不幸中の幸いだった出来事
部屋へ戻る間も、「彼に気づかれたらどうしよう」と、そればかり考えていました。「実はティッシュを仕込んでいまして……」なんて、自分から切り出せるわけがありません。
事情を説明すれば済む話なのですが、「温泉でムダ毛処理をして失敗した」と打ち明ける勇気はありませんでした。
部屋に戻ると、その夜は夕食で飲んだお酒が効いたのか、彼は「今日は眠いや」と、そのまま布団へ入ってしまいました。
「気づかれずに済んだ」と胸をなで下ろす一方で、「今夜に備えて処理した意味がなかったな……」と、少しだけ残念な気持ちにもなり、なんとも複雑な心境だったことを覚えています。
翌朝には傷もほとんど気にならなくなり、その後は何事もなく旅行を楽しむことができました。
この出来事以来、旅行前のお手入れは必ず自宅で済ませるようになり、万が一に備えて絆創膏も持ち歩くようになりました。
旅先は、普段と違う環境だからこそ「ついでに」が思わぬ失敗につながることもあります。あの日のヒヤヒヤした経験は、今でも忘れられない旅の教訓になっています。
著者:岡田圭/30代女性・新卒で編集プロダクションに入社後、女性誌やウェブを中心に恋愛や人間関係などのテーマで数多くコラムを執筆。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
※AI生成画像を使用しています
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