すっかり蚊帳の外になったサエコさんは、「今の若い母親は甘えすぎ」と、自分の経験だけを基準に、一方的な考えを巡らせます。さらに、自分の思いどおりに事が進まなかったことへの苛立ちは、茂木さんへと向けられていくのでした。
「自分なりの基準」は本当に正論?










その日の夜、サエコさんは夫に、茂木さんへの不満を打ち明けます。
すると夫は、「ママが最初にそのお母さんに声かけたんだよね?」「やってること同じじゃない?」と指摘。しかしサエコさんは、ちょっと手伝った自分とは違うと譲りません。
それでも夫が、結果的に若い母親がご飯も食べられて助かっただろうと諭すと、サエコさんは反論しきれず、モヤモヤを抱えたまま消化しきれない思いを募らせるのでした。
自分の行動は「親切」、同じように手を差し伸べた人の行動は「甘やかし」と決めつけるサエコさん。そこには、相手のためというよりも、「自分の考えが正しいと認められたい」という思いがあるのかもしれません。
人を助けるつもりでも、相手の気持ちや状況を置き去りにすれば、親切ではなく押しつけになってしまうことがあります。自分と違うやり方を否定する前に、「相手が本当に求めていることは何か」を考えることが大切ですね。
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ミント
