視線が一斉に僕たちへ…!
普段はチェーン店ばかりだったので、僕も彼女もかなり緊張していました。僕はサプライズで花束も用意し、準備は万全! ところが、コース料理の途中で事件が起きました。
慣れないテーブルマナーに必死だった僕は、パンを取ろうとしてワイングラスに肘をぶつけてしまい……赤ワインを自分の白シャツにこぼしてしまったのです! しかも、店員さんに謝ろうと勢いよく立ち上がった瞬間、椅子まで倒してしまいました。店内の視線は一気にこちらへ集まって……。
僕は恥ずかしさで顔が真っ赤になりましたが、彼女は大笑いしながら「今日1番でおもしろい演出だね!」と言ってくれました。そのおかげで場の空気も和み、結果的には忘れられない誕生日ディナーになりました。
◇ ◇ ◇ ◇
少し背伸びをした高級な場所だと「完璧に振る舞わなければ」と力が入りがちになることがわかりました。しかし、失敗したときこそ相手の本当のやさしさが見えるのだと感じた出来事でもありました。今では彼女と会話するたびに「あの赤ワイン事件」が話題になり、笑い話として定着しています。
著者:田中亮/20代男性・会社員。趣味は週末にドライブやカフェ巡りをすること。
イラスト:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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