年々しんどくなる旅行準備

子どもが小さいころは、春・夏・秋・冬と家族でよく旅行に出かけていました。そのたびに家族全員の荷物を準備し、帰ってからは洗濯や片づけに追われていました。最初のうちは思い出づくりが楽しかったけれど、だんだんとその労力の大きさに疲れを感じるように……。最近は「もう前ほど張り切れないな」と思うことも増えました。
夫は、自分が行きたい旅行を見つけると、すぐに申し込んでいました。ある日、私が「もう旅行は疲れるからいいわ」と言うと、夫は不機嫌そうに「それぐらい自分で何とかしたら?」と突き放すように言ってきました。
私は、夫が私の負担を軽く見て「それぐらい」と言ったのだと受け取りました。
「準備と片づけぐらい、お前が何とかしろ」——そう言われた気がして、「準備も片づけもしないくせに」と思い、思わずムッとしました。その後、しばらくは口をきかない日々が続き、家の中に重い空気が流れていました。
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今思えば、夫の「それぐらい自分で何とかしたら?」という言葉には、いら立ちと寂しさの両方があったのだと思います。私も夫も、互いを思いやる気持ちを持てていなかったのかもしれません。今は、無理をせず気持ちを伝え合うことが、一番大切だと感じています。
著者:甲斐美佐子/50代女性・主婦
イラスト:ほや助
体調不良の中でも休めなかった日

その日は朝から体調がすぐれず、立っているのもしんどいほどでした。思い切って夫に「少し横になりたい」と伝えたところ、返ってきたのは「俺も疲れてるんだけど」という冷たいひと言。
そのまま夫はソファに座ってスマホゲームを始め、私はふらふらの体で夕飯の支度と子どものお世話を続けました。気力も体力も限界で、気付けば涙がこぼれていました。
「どうして私のつらさをわかってくれないんだろう」と、心の中で何度もそうつぶやきました。夫婦なのに、どうしてこんなにも思いやれないのか……。怒りと悲しみが入り混じった感情に押しつぶされそうになりました。
その夜、ようやく落ち着いたころ、私は「察してもらう」ことをやめようと決めました。期待するだけでは伝わらないのだと痛感したのです。
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この出来事をきっかけに、私は自分の体調や気持ちを我慢せず、しっかり言葉で伝えるようになりました。「体調が悪いから少し休みたい」とはっきり伝えることで、少しずつ夫とのすれ違いも減っていったように思います。
著者:本郷綾乃/20代女性・主婦
イラスト:マメ美
「何に疲れたの?」そのひと言にイラッ

子どものお世話や家事でくたくたになった日のこと。「はあ、今日も疲れちゃったなぁ」とつぶやいたら、夫から「家にいるのに、何に疲れたの?」と言われてイラッとしました。
掃除、洗濯、食事の支度、子どもの相手など、家の中のことはやっても終わりが見えません。どれも当たり前のように思われがちですが、実際には体も気持ちも休まる時間が少なく、つい「疲れた」と口に出してしまったのです。
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私がずっと家にいるからといって、ラクをしているわけではありません。家事も育児も簡単ではなく、人間だからこそ疲れる日もあると実感しています。夫からのひと言に、それをわかってもらえないもどかしさを感じました。
著者:向井はるか/30代女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
まとめ
例えば会社での仕事をパートナーから「誰にでもできる簡単なこと」と言われれば、多くの人が違和感や怒りを覚えるでしょう。家事についても同じことが言えるはずですが、「無償」であることから軽く見られてしまう傾向があるのかもしれません。
相互理解のあり方は家庭ごとに異なりますが、一方に負担が偏るのではなく、お互いを尊重し合える関係をどう築くのか? 模索しながら、よりよい関係性を育んでいけるといいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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