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「私がやるしかないの?」IT音痴の夫が妻に丸投げ!教えるたびになぜか怒る夫に妻はもう限界!

60歳の夫がITに苦手意識があって困っています。もともとパソコンにそれほど興味がなく、困ったら私を頼ればいいという節がありましたが、私も親の介護に子どもの教育に仕事にと忙しくて、夫の「今やってくれ!」には対応できないし対応したくもありません。でも結局、解決方法は「できる私がすべてやる」しかないのでしょうか……。こんなにキャパオーバーだというのに。

 

ITの一切合切を依存してくる夫

 

すべてを丸投げしてくる夫

 

すべてを丸投げしてくる夫

 

60歳の夫は、結婚した20年ほど前からずいぶん変わってしまいました。もともとITが得意なほうではなかったのですが、定年で会社を辞めて家にいるようになってから、ITの一切合切を私に依存してくるようになってしまいました。

 

そんな夫でも、3年前にパソコン教室に通おうとしたことはありました。ところが何が問題だったのか、お金を払ったにもかかわらず1回で行かなくなってしまったのです。そこからどんどんとやる気を失ったのか、それとももともとやる気なんてなかったのか、パソコンを開かなくなってから6カ月がたちます。

 

パソコンだけではありません。スマホを横にしても画面が横にならない、スマホでインターネットが見られない……。なんでもかんでもすぐに私に聞いてくるのです。画面が横にならないのも、ネットが見られないのも自分で変なところを触っているからで、私が見てみると機内モードになっていたりするからなんですが、なんだか私が家庭内の無料ヘルプデスクのようになっている現状です。

 

 

夫はLINEも、メールも打てない

思い起こせば夫は、仕事をしていたときもパソコンのローマ字入力ができなくなると私に電話をかけてくる人でした。また、スマホの使い方がわからないと、なぜだか怒って「私が悪い」と言ってくるのです。そのころは「スマホなんて必要ない」と言っていたのに、今やスマホでYouTubeを見ないといられない毎日に。1日中スマホを触っているから、意図しないところも触ってしまってスマホの設定が変わってしまうのでしょう。

 

でも、そこまでスマホを触っているのなら、使い方をしっかり自分で覚えてくれればいいだけの話。機内モードを外すことを月に2度は教えていますが、そのたびになぜか私が怒られますし、覚えてくれません。そしてLINEもできませんし、電話帳の登録もできません。何せスマホで文字入力ができないのですから。非接触決済なんてもってのほか。でも、そんなに私に全部を任せておいて、これからどうなるのでしょう。

 

ネットショッピングさえもできない

結局、教えても覚えられないし、その前にやる気もないし、妻に頼ったらなんでもやってくれると思っている人は、いつまでたっても何もできないままなのではないか? と思うのです。夫はもう60歳ですが、まだ60歳でもあります。80代の母も同じような悩みで私になんでも振ってきますが、夫はまだ母よりは若いのですから、できるだけ自分でやろうとしてほしいのです。しかし、夫は先日とうとう「ネットショッピングでこれを買ってくれ」と私に依頼してきました。

 

そして「キャンセルしてほしい」「もっとほかのものを探してくれ」。そこまでは無理ですっ!! 私としては、有料のヘルプデスクなら承れるけれど、もう無料サポートの時期はとうの昔に過ぎ去ったことにしたい……という感じなのです。

 

この解決方法ですが、実際のところまだ見つかっておりません。今のままだと解決法は「私が四の五の言わないで全部やる」ことに落ち着いてしまいます。友人からは「夫が自分でやらざるを得ない状況に追い込むしかない」とアドバイスされました。いつでも私に助けてもらえるという甘えがいけないんでしょう。彼のITの自立と私の心の平穏のために、何か策を考えないといけません。

 

まとめ

これからもっとIT化は進むと思うし、私自身、今のうちからできるだけITスキルをアップデートし続け、人に頼らず自分でできる人間でありたいと努力していますが、「なんでも妻に頼めばやってくれる」と思っている夫が重いのです……。夫が何もできないため、家庭のすべてのIT仕事が私に振りかかってきます。要領よくこなせるほど達人でもない更年期の私にはキャパオーバーです。

 

ああ、小学生の子どもたちのほうがITスキルは夫よりはるかに上……。私もアラフィフで疲れているし、ヘルプデスク業務はもう終了! としたいけれど、頼ってくる夫をどこまで振り払えるか……。社会のIT化の波が早すぎて溺れそうになっている今日このごろです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:宮原 真子/40代主婦。夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかり、てんやわんやのワンオペ状態。疲れやすく作業効率も落ちてきて、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。

マンガ/しおみなおこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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