その晩、茂木さんの対応にモヤモヤすると愚痴るサエコさん。ところが夫は、サエコさんが先におせっかいを始めたから同じことだと指摘します。さらに、結局はそのお母さんも助かったはずだと諭しました。それでも、夫の正論が腑に落ちないサエコさんなのでした。
不審者情報に、どう向き合う?








「ママがいつも乗っている電車で不審者が出たらしい」と切り出した夫。市から届いた情報には、女性が見知らぬ赤ちゃんの頭を両手でつかみ、押しつぶすように押していたと書かれていました。発生した時間帯も降車駅も、サエコさんが出勤時に利用していた電車と一致しています。
それが自分の行為を指しているとは思わず、恐怖で青ざめるサエコさん。夫は「最近は変な人も増えているし、姫子もママも気をつけてね」と、心配そうに声をかけました。
サエコさんも姫子ちゃんに注意を促しますが、サエコさんが赤ちゃんの頭を押していたことを知る姫子ちゃんは、「うん……」と複雑そうな表情を浮かべるのでした。
サエコさんは赤ちゃんのためを思ってしたことかもしれません。しかし、保護者の許可なく見知らぬ赤ちゃんの頭を両手でつかみ、押す行為は、相手に強い恐怖を与えるだけでなく、赤ちゃんを危険にさらしかねません。不審者情報として共有されたのも、無理はないでしょう。
善意からの行動であっても、相手が望んでいなければ「親切」にはなりません。特に子どもの体に触れる際は、自分の考えを押しつけず、保護者の意思や子どもの安全を最優先にする必要があります。
自分では正しいと思っている行動ほど、一度立ち止まり、「相手はどう感じるだろう」「許可なくしてよいことだろうか」と考えることを忘れずにいたいですね。
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ミント
