旅行をしても、最近めっきり自分が写っている写真がなくなりました。どれも風景や食べた物ばかり。というのも、辛いんです! 写真に写った現実の自分の顔を目の当たりにするのが……。改めて見ると写真の中のわが姿は、張りのないフェイスラインに、くっきり浮き出たほうれい線。おまけにぼんやりとマリオネットラインまで! あ~、こんな顔で街を歩いていたなんて! 現実を突きつけられて落ち込みます。 だから写真を撮りたくないんです!
ほうれい線をなんとかしたい! 効果ありは顔ヨガ?
現実から逃げてはいけない! 写真の中の姿が本当の自分。昨日より今日、今日より明日、日々刻々と深くなっていく法令線、徐々に忍び寄るマリオネットライン。そんな、たるみ対策に効果的なのが“顔ヨガ”なるもの。
口を大きく開いたり、首をんぐ~っと伸ばしたり、はたから見るとかなり恥ずかしい表情になるけれど、かなり効くらしい。 のですが、はい! 続きません。1週間もしたら、写真の中のほうれい線は見なかったことになりました。
そんなとき、見つけたのが美容器具で有名なヤーマンの「メディリフト」。 最近、いろいろな雑誌でも紹介されているので気になっている方も多いのではないでしょうか?
ラクをして顔が引き締まる夢の美顔器!?
「メディリフト」は、顔の表情筋に着目したマスク型美顔器。たった10分装着するだけで電流が流れる電気信号のEMSが表情筋をトレーニングし、お肌をキュと引き締め、ハリのある肌へと導いてくれます。 というのが、メーカーのうたい文句。
ようするに、ヨガのように自分であれこれ顔の筋肉を動かさなくても、マスクをつけてさえいればEMSの作用で勝手に筋トレしてくれる夢のような美顔器なのです。
お値段は25,000円と少々お高いけれど、ラクをして顔が引き締まるならと迷いなくネットでポチッ! でも、あまりの人気でなんと4カ月待ち~。 心待ちしながらも、ついにやってきました「メディリフト」。
大人気の「メディリフト」 。その使い心地は?
黒いシリコン状のマスクに充電したEMSのコントローラーをセット、電気を通りやすくする専用ジェルを塗り、顔にいざ装着。見た目は、懐かしのアニメ「タイムボカン」のドロンジョ姉さん(昭和世代にはわかるはず)か、SM嬢の女王様。 かなりヤバいです。
ドロンジョ化した姿を見た夫と息子からは「キモッ」と、ドン引きされましたが、いいんです。家族にどう思われようと、勝負を賭けたいのは同窓会やママ友とのランチ会ですから。
そんな見た目的にはちょっといただけませんが、手でコロコロする必要もなくハンズフリーだから、その間に洗い物もできるし、洗濯物も干せちゃう。朝の忙しい時間帯でも無理なく続けられるのが何よりも魅力♪
電気を顔に通す怖さはあったけれど、少しだけ電流の感覚が伝わるくらいで痛みもなし。 頬を持ち上げるリフト筋を鍛えるモードと、咀嚼によるかかみ締めをする咬筋を休ませるモードが切り替わり、チクチク、トントンといった感じ。 EMSの強さは6段階。どうせなら短期間で効果を出したいから、当然最強の6を選択です。
筋肉は一日にしてならず。3カ月続けてみたら…
気になるのがその効果。
約3カ月ほぼ毎日使い続けたところ、ん~~、家族からは「若返ったね」とは言われないけれど(その前に、私にそれほど興味なしなので……)、久しぶりにランチをしたママ友に
「なんだか、顔がシュとした」
と、高評価!
自分でも、以前の写真と比べると、顔が締まったような、法令線も目立たなくなったような気もしないでもなくはないような、あるような。
体重の変化はなくやせたからというのが理由ではないので、それなりに効果はあったと信じたいところですね。
筋肉は一日にしてならず。日々ドロンジョ姿で顔筋トレーニングを続けて、女子高生のように弾けるようなほっぺを目指しますわ!
まとめ
25,000円の出費は痛かったけれど、エステに通い続けるほどの経済的余裕はないので、対費用効果は“あり”とみた「メディリフト」。美容器具は何よりラクをして続けられるのが大事。騙されたと思って試してみる価値ありですよ。 こういう美容器具は、効果がわからないと購入に踏み切れないけれど、ちなみに私の友人は私の顔筋を見て、その場で4人ポチッと押してました(笑)。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:井上 裕紀子
読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。