辛くて食べられないのに…
お子様向けメニューが辛いとは思わず油断していた私は、自分も辛い料理を選んでいたため、娘と交換してあげることもできず、困り果ててしまいました。
代わりのものを注文しようとメニューを開いた瞬間、義母から「頼んだものは責任持って食べ切りなさい。辛いくらいで残すなんてワガママよ」と厳しいひと言。わかる部分もありますが、辛くて物理的に食べられないものを無理やり完食しろというのはあまりに酷だと思いました。
見かねた私は娘に「残りは私が食べるから、代わりにデザートを頼む?」と提案。しかし、その言葉にもすぐさま「ごはんも食べられないのにデザートだなんて、甘やかしすぎよ」と一喝されてしまったのです。
今回は辛さが原因で食べられないのだから、好き嫌いとは違うというのが私の考えでした。それでも義実家では、この事態をただのワガママだと捉えられ、誰も娘に寄り添うことはなく、最終的に娘はおなかをすかせたまま店を出る羽目になりました。夫も義実家の価値観に染まっているのか、娘を庇うことはなく、当たり前のように見守っているだけで何一つ助けてはくれません。
店を出たあと、娘が「おなかすいた」と言うと、義母が「ワガママ言うから食べられなかったんでしょ。おなかがすいたままなのは自分が悪いから。ちゃんと食べればよかったのよ」と追い打ちをかけてきました。娘は黙って下を向いてしまいます。私は悔しい気持ちを抱えながら近くのコンビニへ立ち寄り、娘にパンと飲み物を買い与え、なんとかフォローしました。
この一件で、わが家は夫にも頼れないので、義両親が同席している場で娘に寄り添ってあげられるのは、母親である私だけなのだと思いました。自分の意見を押し殺してその場の価値観に従っていては、娘が不満や我慢を抱えたままになってしまうと改めて実感したのです。
それ以来、義両親と外食をする際には、事前に辛さや量の確認を徹底するようにしています。また、万が一同じような状況が起きた場合であっても、夫に期待せず、毅然とした態度で「別のものを注文します」ときっぱり言い切る心構えをするようになりました。大切なのは、どんな場面でも娘の気持ちや体調を第一に守ることだと、強く思った出来事です。
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好き嫌いでなく、辛くて物理的に食べられないという状況に対して、子どもをしっかり守ろうとしたママさんの判断は、子どもの気持ちに寄り添う素敵なものでしたね。子どもの体調や気持ちを最優先に守ることは、親として大切にしたい姿勢のひとつです。
義両親の価値観と自分の育児方針が合わないとき、その場で反論するのは難しいこともありますよね。しかし、ママさんのように、同じことが繰り返されないよう事前に準備しておくことや、いざというときに毅然と「別のものを注文します」と言える心構えを持っておくことが、子どもを守るための力になるのかもしれません。
義両親と外食する際は、メニューを事前に確認しておくなど、できる範囲で備えておくと安心ですね。
著者:笹木 静代/30代女性・パート
9歳の女の子を育てる母。事務職のパートをしている。
作画:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)