赤ちゃんと2人きりの生活があっという間に終わり、生後8カ月のときに職場復帰をすることになった私。保育園の送り迎え、仕事、さらには家事……とやることが山積みで毎日が必死でした。そのなかでも特に意識して取り組んでいたのが家事の時短・効率化です。具体的にどのようなことをしていたのかを紹介します。
掃除はこまめに“ついで掃除”で完了
平日がバタバタしている分、土日の休日はゆっくりと休みたかったので、休日にまとめて掃除をするのではなく、“ついで掃除”を心がけることにしました。例えば、トイレ掃除やキッチンのシンク掃除です。トイレは5回使用するごとに便座か床をさっとひと拭きし、キッチンは寝る前にメラミンスポンジで水拭きしておきます。特に洗剤を使わなくても、掃除頻度を高めれば掃除がラクに。だんだんと習慣化してくると面倒に思わなくなってきました。
他にも歯磨きしながらフローリングワイパーで床を掃除する、子どもに授乳しながら机を拭いておくなど何かの行動に掃除作業をプラスすると、かなりの家事の時短になることがわかりました。
頼れるものは家電製品に頼る
お金が少しかかっても、日々の家事ストレスを軽減するために家電の力を借りることにしました。わが家の場合は、特にドラム式洗濯乾燥機と食洗器が時短に便利でお世話になったと思います。
保育園に通いだすと洗濯物がたくさん出ます。子どもが1歳前ということもあり、1日に3セットほどの着替えが必要でした。さらに紙おむつではなく布おむつという方針の園だったため、自宅に帰ってから回す洗濯の回数は2回。1回目の分は外干しや室内干しをし、2回目の分は乾燥機をセットして眠りにつくようにしていました。
また食洗器も、使い終わったら食器をすべて食洗器に入れておき、最後にボタンを押すのは帰宅時間の遅い夫の役に。翌朝には乾いた食器を食器棚に戻すだけでいいので、とても助かりました。
食材の買い出し時間と調理時間も極力短く
食材の買い出しは基本的にはネットスーパーでまとめ買いをしました。休日に注文しておけば平日にスーパーへ買い出しにいく必要はありません。そして調理時間もなるべく短縮することを重視。平日の夕飯は2品ほどしか作りません。その代わり、野菜と動物性たんぱく質がしっかりとれるようなメニューを意識していました。
例えば野菜と肉をみじん切りしたものを炊飯器に入れて炊き込みご飯にする、具だくさんのスープにするなどです。味付けは和風・コンソメ・イタリアンなどさまざま。3パターンの味付けとスープに入れる具材を組み合わせていけば、飽きることがありませんでした。
子どもを保育園に入れると、家事のタイムスケジュールをいかにうまくこなしていくかがカギです。そのためにはとにかく時短を意識! 効率的に家事をこなしていくことで自由に過ごせる時間が増えたように思います。貯金できた時間を、子どもと本を読んだり、絵を描いたり、子どもとの時間にあてるつもりです。
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著者:中原けいこ
2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。