中途入社した職場の空気は…
中途入社した私が配属された部署には、以前付き合っていたという男女の先輩がいました。すでに別れていた2人はほとんど口をきかず、職場には何とも言えない気まずい空気が流れていました。
そんな中、新人だった私は、なぜか2人の間に入る”クッション役”のような立場に。気づけば空いている席はいつも2人の間で、私はその場の空気に従うしかなかったのです。
そんなある日、男性の先輩からやたら話しかけられるようになりました。
「今度飲みに行く?」
部署の飲み会の話だと思っていると、「2人で」という意味だと気づき、私はやんわりと断りました。
すると男性の先輩は笑いながら、「冗談だよ?」とひと言。本気なのか冗談なのかわからない態度に、私は戸惑うばかりでした。
そのころから今度は女性の先輩が私へ嫌味を言うようになり、職場にいるだけで気をつかう毎日になってしまったのです。
歓迎会で、まさかの修羅場に!?
入社してしばらく経ったある日、部署の歓迎会が開かれました。席に着くと、男性の先輩が当然のように私の隣へ。
「これ、おいしいよ」と料理を取り分けたり、距離の近い会話を続けたりする姿に、私は居心地の悪さを感じていました。
すると、それを見ていた女性の先輩が無言で私の反対側へ座ります。気づけば私は、険悪な元カップルに挟まれた状態でした。
さらに女性の先輩は、私を見ながら笑顔でこう言ったのです。
「新人さんも大変だね。この人、こういうところあるから」
すると男性の先輩がすぐに、「人の前でそういうこと言うなよ」と言い返しました。女性の先輩も負けずに、「私が悪いみたいに言わないで」と言い返し、その場の空気は一気に凍りつきました。
周囲も気まずそうに黙り込み、歓迎会はまるで2人の言い合いの場になってしまって……。
私の歓迎会だったはずなのに、気づけば元カップルの言い争いに巻き込まれ、逃げ場のない時間を過ごすことになってしまいました。
歓迎会のあと、私はほかの先輩へ相談しました。しかし、「そのうち落ち着くよ」と軽く流され、真剣に取り合ってもらえませんでした。
職場恋愛は別れたあとも、周囲の人が気をつかったり、思わぬ形で巻き込まれたりすることがあります。だからこそ、一緒に働く人への配慮を忘れないことも大切なのだと感じた出来事でした。
著者:永田紗奈/30代女性・現在は結婚6年目の主婦。職場は退職済み。趣味は料理、エアロビ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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