待ち合わせ場所のカフェに現れた女性はいかにも気まずそうな表情を浮かべますが、緋沙未は勇気を振り絞り、不倫について尋ねたところ……?
信じたくなかった夫の浮気、疑惑の相手を問いただすと…?


















緋沙未の脳裏を駆け巡ったのは、「彼との結婚はやめなさい。あんなきれいな顔、絶対に浮気する」という母の言葉……。
母の言葉を振り払うように結婚を決めた緋沙未は、夫の裏切りに大きなショックを受けたのでした。
夫と不倫をした女性は、相手が妻子ある身であることを「知ってました」と告白。女性は「すぐに別れてください。慰謝料も払ってもらいますから」という緋沙未の言葉に涙をこぼしますが、どんなに号泣したとして、故意の不倫にほかなりません。
慰謝料の請求は、単なる感情的な復讐ではなく、不倫をされた側の正当な権利です。金銭的な代償を通して、相手に犯した過ちの重さを自覚してもらい、きっちりとけじめをつけることにもつながります。
不倫をされたショックは計りきれず、それは緋沙未も同様です。しかし、それでも勇気を持って不倫相手と面会し、慰謝料を請求する——。この強さを持つことが、これ以上、自分を傷つけないための防衛手段になるのかもしれませんね。