終盤、義父のひと言で空気が一変!?
その日も、義実家には親戚が集まり、庭でバーベキューを楽しんでいました。わが家の子どもたちは当時4歳と6歳。宴会は毎回、日をまたぐほど長く続くため、子どもたちの生活リズムを考えて、私たち家族だけ少し早めに帰るのがいつもの流れでした。
バーベキューも終盤に差しかかり、「そろそろ帰ろうか」と夫と話し、私たちは帰り支度を始めました。私は荷物を車に運び、夫は子どもたちを連れてトイレへ。庭から私たちの姿が見えなくなったため、義父はもう帰ったと思ったのかもしれません。
すると、酔った義父が義母へ声をかけました。「あれ? あいつら帰ったんだろ? 寿司、もう出していいんじゃないか?」
その瞬間、義母の表情が固まりました。「ちょっと、お父さん……」義母は慌てていましたが、もうごまかせる雰囲気ではありません。
どうやら義母は、買い出しの際にお寿司も購入していたものの、私たちが帰ったあとに親戚だけで出すつもりだったようです。しばらくして、義母は気まずそうに冷蔵庫からお寿司を出してきました。
食べる気にはなれず……
もちろん、誰が何を買って、いつ出すかは義実家の自由です。けれど、こちらもビールや花火を用意して参加していたこともあり、「私たちが帰ったあとにだけ出すつもりだったのか」と思うと、なんだかむなしくなってしまいました。
夫も同じように感じたようで、「俺たちはもう帰るから、みんなで食べて」とだけ言い、私たち家族はそのお寿司には手をつけずに帰ることにしました。
それまで私は、「せっかくの集まりだから」と思い、できるだけ気を遣って参加していました。けれど、この一件で、少し頑張りすぎていたのかもしれないと感じたのです。
それ以降、義実家の集まりに参加するときは、無理に高い手土産を用意するのはやめました。アルコールやおつまみなど、負担になりすぎない範囲で持参するようにしています。
親戚付き合いは、どちらか一方が気を遣いすぎると、少しずつ不満がたまってしまうもの。無理をして「良い嫁」を頑張るより、自分たちが納得できる距離感で付き合うことも大切なのだと感じた出来事でした。
著者:高橋かおり/20代女性/2人の子どもを育てる田舎の主婦。夫とは仲が良く、2人で楽しく子育てをしています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています