マンションのロビーで騒ぐ子どもたち
私の住むマンションのエントランスには、住民同士が気軽に話せる小さなロビーがあり、テーブルとソファが置かれ、ちょっとした交流の場として使われていました。
しかしその年の4月、新学期が始まったころのことです。住民である小学校低学年の女の子が、放課後になると毎日のようにロビーを占拠するようになりました。
一緒にいるのは住民ではない友だち2人。テーブルには宿題やお菓子、シール帳が広げられ、3人はロビーを走り回って散らかし放題だったのです。
開き直る母親の態度に絶句…
そんな子どもたちの様子を見た住民たちの不満は、静かにたまっていきました。やがてマンション主催の子ども向け交流会で、あるお母さんがやんわりとその問題を口にします。
すると当の女の子の母親は、いかにも面倒くさそうに「散らかしているのはうちの子かもしれないですね〜。でも、共用部分なんだから使う権利はあると思いますけど?」と言い放ち、そのまま逃げるように帰宅してしまったのです。
その場の空気は凍りついたものの、誰もそれ以上は追及することができませんでした。
予期せぬ暴露!まさかの代償とは
ところが数日後、ロビーのソファが壊れているのが見つかりました。避難訓練の日、管理人さんが「修理が終わるまではソファは撤去します」と全体に報告した、まさにその瞬間です。例の女の子が大きな声で言いました。
「あーあ、こんな安いソファだから、私がジャンプしただけで壊れたんだよね」
「ねぇママ、家は汚れるからここで宿題して遊べって言ってたのに、新しいのが来るまでどこで遊ぶの?」
母親は慌てて子の口をふさぎましたが間に合わず、顔を真っ赤にしていました。次の瞬間、管理人さんは「後ほど修繕費の件でご相談させていただきたいと思います」と静かに告げたのです。
結果的に、修繕費についてはソファの老朽化も考慮され、管理会社が負担したそうです。この一件以来、放課後にロビーでその女の子の姿を見かけることはなくなりました。公共の場は決して自分勝手に使っていいものではありません。私自身も日頃のマナーや配慮について、改めて気を引き締めようと思わされた出来事でした。
著者:大槻つぐみ/40代女性。2013年生まれの女の子のママ。小学校で学習指導員のパート勤務。妊娠出産でのブランクに戸惑いながら仕事に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています