初めての職場で向けられた言葉
初めて就職した職場は、男女の比率が同じくらいで、さまざまな年代の人が働いていました。最初は居心地のよさそうな職場だと感じていたのですが、年齢や立場が違う人たちと接するうちに、思わぬ言動に驚くことも。
特に、親子ほど年の離れた一部の男性社員からは、デリカシーに欠ける言葉をかけられることがありました。
冗談だと言われても
新人の私にとって、幅広い年代や役職の人が集まる会議は緊張の連続でした。聞き逃さないようにメモを取り、会議が終われば内容をまとめ、その後の仕事で失敗しないよう復習することも。
そんな私の様子を見て、当時50代半ばほどの男性社員は「真面目すぎる」「もっと力を抜けよ」と声をかけてきました。それだけならまだ受け流せたかもしれません。
しかし、私が少し体調を崩していると、「なんだ? 生理でもきたのか?」と言われることがあったのです。あまりに配慮のない言葉に、ショックを受けたことを覚えています。
男性社員はすぐに「冗談だよ」と続けましたが、私は「私の反応を見てからかっているのでは」と感じられました。
先輩たちは気にするなと言うけれど
同性の先輩たちは「あの人はいつもあんな感じだから、気にしなくていいよ」と言ってくれました。なぐさめてくれたのだと思います。
それでも、生理を冗談のように扱う言葉に、私は深く傷つきました。なぜそんなふうに言われなければならないのだろうと考えるうちに、悲しさだけでなく、怒りの感情も湧いてきました。
私はもともと生真面目なところがあります。そのため、嫌だと感じたことは、本人にきちんと伝えなければならないと思うようになりました。いくら新人でも、このまま我慢し続けたくなかったのです。
そして再び同じようにからかわれたとき、私は思い切って「そういうことを言われると、とても悲しいです。やめてください」と伝えました。
ところが、男性社員は「冗談だって。なんでムキになってんだよ」と返してきました。その言葉を聞き、私ひとりでその男性社員の行動を変えるのは難しいのかもしれないと感じました。
最終的に、私はその男性社員と同世代の女性の上司に相談しました。上司は、男性社員がそのような発言をしていることを知らなかったそうです。その後、上司から男性社員へ注意してもらうことに。おそらく周囲の人たちは、「言っても変わらないかもしれない」と思い、声を上げづらかったのだと思います。
それ以来、男性社員は以前よりも言葉に気をつけてくれるようになったので、あのとき勇気を出して相談してよかったと、時間が経った今も感じます。
著者:浦部さくら/50代女性・子育てが一段落したアラフィフ。若いころから鉄欠乏症に悩まされ続けてきたことがきっかけでちょっとした健康オタクに。結婚、出産、育児、健康など経験してきたことや興味のあることなどを突き止めたレポートを執筆中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
※AI生成画像を使用しています。
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