わが家の4人の子どもたちは、2歳くらいになったころにパズルに興味が出てきました。しかし、市販のものは子どもに難易度が合っていなかったり、きちんと片付けられずピースをなくしてしまったり、遊び方が雑でピースがぼろぼろになってしまうと聞き、手作りすることに! わが子にぴったりのものが安くできたのでご紹介します。
型はめパズルに興味を持った1歳半
長男が1歳半くらいのころ、児童館や子育て支援センターに出向くと、型はめパズルに興味を持つようになりました。家でもさせようかなと思いましたが、大好きなキャラ物はちょっとお値段が張るし、子どもの成長はあっという間だから買うのをためらってしまいました。そんなときに、ついついケチな私は「自分で作ればいいじゃないか!」とひらめいたのです。
使う物は身近なアレ!
使う物は段ボール、のり、カッターナイフ、パズルにしたい絵、透明のテープです。
わが家では好きなキャラクターの画像をネットで検索して印刷しました。印刷した紙を同じ大きさの段ボールにのりで貼りつけ、上から透明なテープで補強し、キャラクター部分を好きな形に切り抜きます。これでパズルのフレームとピースが完成。
さらに、フレームと同じ大きさの段ボールを台紙として下に重ねて、貼り合わせれば出来上がりです。
防水のために上から透明テープを貼ることで、多少は水やよだれで濡れてしまっても大丈夫でした。費用がかかってない分、落書きしたりピースをなくしてしまったりしても「また作れるし!」といちいち怒らないで済みました。
子どもの成長に合わせてレベルアップ!
初めてのパズルは、私の好きな「はらぺこあおむし」の型はめパズルにしました。次は5ピースくらいの「アンパンマン」。それもできるようになってきたらもう少しピースを小さく切って8~10ピース。それも簡単にできるようになったら、また違う絵柄のものを作ってあげました。
しばらくするとパズル熱も冷めたようで、最後には気兼ねなく捨てることができたのもよかったです。現在3人目の子どもが2歳。アンパンマンパズルを作ってあげたら大喜びで遊んでいます。
子どもの喜ぶ顔が見たくて、おもちゃを買ってあげたい気持ちもありますが、どうせすぐ飽きるし……とも思ってしまう私。段ボールなどの廃材で作るおもちゃは安上がりだし、不要になればそれほどちゅうちょせず廃棄できるのも利点です。子どもに絵を選んでもらったり、塗り絵をしてもらった後にパズルに作り替えたり、簡単すぎたら難しくなるようにしたり、とオリジナルのおもちゃに子どもも大喜びでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ケガ防止のため、パズルの切り口はテープで保護しましょう。また、パズルで遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。
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著者:小林まり
6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。