子どもが歩けるようになってからは、迷子にならないように気を付けなければなりませんよね。でも、きちんと見ていたつもりなのに、一瞬のすきにわが子の姿が消えていた……なんて経験がある方も多いのではないでしょうか? 今回は、実際にわが家の息子が行方不明になった、または見失ってしまった経験をもとに、注意したい場所3つをご紹介します。
誘惑がいっぱい「スーパーマーケット」
普段行く機会が多いスーパーマーケットですが、買い物中、商品を見ていた一瞬のすきに息子の姿が見えなくなってしまったことがありました。
小さな子どもは視界にも入りにくいうえに、カートに乗ってくれればいいのですが、歩けるようになるとなかなか乗ってくれないことも多くなります。スーパーマーケットはお菓子売り場やガチャガチャなど子どもの気を引くものも多いので、子どももそちらに気を取られてしまうようです。
音も大きい「ゲームセンター」
少し大きくなってくると、ゲームセンターにある遊具で遊ぶ子どもたちも多いと思います。息子もその1人で、200円で動くキャラクター遊具に乗せていたところ、気付いたときには姿が消えていたということがありました。
まだ遊具が動いているからと気を抜いているすきに、途中で子どもが違う遊具に気を取られていなくなってしまったのです。ゲームセンターは音も大きく、ゲーム機などで視界も悪いので、探すのもひと苦労でした。
探すのが大変! 「アスレチック遊具」
探すのに一番苦労したのが、公園にある複合型アスレチック遊具です。すべり台やトンネル、はしごなどさまざまな遊具がある複合型のアスレチックは、陰に隠れてしまうと見失いやすく、トンネルの中などに入ってしまうと外から見つけることが困難です。
実際、息子を見失って探しているとき、トンネルの中にはしごがある遊具に子どもがたくさん集まっていたのでのぞいてみると、いなくなった息子が中で動けなくなり、大泣きしていたということがありました。
子どもはダメとわかっていても、何か誘惑があるような場所だとついつい気を取られてしまうことが多いですよね。うちの子は大丈夫と思い込まず、子どもの興味を刺激するようなものがある場所では特に注意しましょう。
著者:前田奈々
自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。