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夫「手術代500万円出してくれるよね?命が危ない!」→私「どうでもいいわ!」一蹴したワケは?

スピード結婚をした私。初めてできた彼と、あれよあれよという間に籍を入れることになりました。両親に先立たれ、孤独で寂しい日々を送っていた私。そんなときに出会ったのが彼でした。

あたたかい人柄に惹かれ、これから笑顔あふれる幸せな新婚生活が始まる……そう信じて疑いませんでした。

しかし、現実はそんなに甘いものではなく——。

 

こんなはずじゃなかった!

先日、私たちは婚姻届を提出しました。本来なら2人で役所に行く約束だったのですが、夫はそれをすっかり忘れており……。「どうしても外せない用事がある」とドタキャンされたため、仕方なく私ひとりで提出することになったのです。

 

それだけではありません。義父は難病を患っているそうで、夫と義母で看病をしているとのこと。結婚前に義両親への挨拶ができなかったのも、それが理由でした。

 

「病気のことを話したら、お前が離れていってしまうんじゃないかと不安だったんだ」

そう言って弱々しく笑う夫を見て、私は「少しでも力になりたい」と決意。義父の介護や義母の手伝いを買って出ました。

 

そこから、仕事・家事・義実家の手伝いに追われる怒涛の日々が始まったのです。

夫への思いを踏みにじられて…

ただ忙しいだけなら、私も耐えられたでしょう。しかし、義母の態度は最悪でした。人使いが荒いだけでなく、少しでも気に入らないと容赦なく暴言を吐き散らす始末。


限界に達した私は、夫に愚痴をこぼしました。ところが、夫から返ってきたのはあまりに冷たい言葉でした。


「自分から手伝うって言い出したんだろ。文句言うなよ」

 

さらに夫は、信じられない要求を突きつけてきました。

 

「親父の手術代に500万円かかる。お前の貯金から出してくれ」

 

あまりのことに耳を疑いました。絶句する私に、夫は冷ややかに言い放ちます。「結婚したんだからお前の親でもあるよね?」


500万円とは、結婚前に夫に明かした私の貯金額です。このとき私は確信しました。夫は最初から介護要員とお金を目当てに私と結婚したのかもしれません……。

 

それから2週間、夫のしつこい催促が続きました。

 

「親父の手術代の500万円、まだ振り込まれないの? 早くしないと親父の命が危ないんだぞ!」

 

ですが、そのころには夫への愛情など、微塵も残っていませんでした。「命ね。もう、どうでもいいです」

 

思わず笑ってしまった私に、夫は怒りをあらわにしました。

 

義父の難病というのは…

なぜ私が、夫の「親父の命が危ない」という言葉を冷たく笑い飛ばしたのか。それは、私がすでに夫と義両親の「真っ赤な嘘」をすべて調べ上げていたからです。

 

実は、義実家の手伝いをする中で偶然見つけてしまった借金の督促状や、義父の元気そうな様子に違和感を覚え、こっそり事実を探っていたのです。そこで判明したのは、呆れるほどの真実でした。

 

まず、義父が難病だというのは嘘でした。実際は長年付き合っている持病で、命に別条などこれっぽっちもありません。当然、500万円もかかる手術の予定など最初から存在しなかったのです。

 

では、夫がしつこく請求してきた「500万円」の正体は何だったのか? それは、夫と義母が2人で豪遊して作った借金の返済資金でした。それを知っていた義父もグルでした。私を騙し、金をむしり取ろうとしていたのです。

 

義父の命を引き合いに出し、必死に嘘の芝居を続ける夫。その姿があまりに滑稽で……だからこそ私は「どうでもいいです」と笑ってしまったのです。

 

自分たちの自業自得で作った借金など、私には一切関係ありません。私は1円も出すことなく、その場で記入済みの離婚届を叩きつけて家を出ました。

 

証拠を突きつけられて観念した夫はすぐに署名に応じ、その後正式に離婚が成立。今は働きながら、憧れだった古民家を買って自分の手でリフォームする、穏やかで楽しい毎日を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

結婚生活はお互いを支え合うものであり、相手を「都合のいい財布」にすることではありません。ましてや、結婚前の個人の貯蓄は本人の大切な財産であり、他人がアテにしていいものでは決してないはずです。

 

お互いに依存するのではなく、対等なパートナーとして尊重し、支え合える関係を築いていきたいですね。

 

【取材時期:2026年6月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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